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VMware vSphere™ 4 業界最高クラスの仮想化環境でのパフォーマンスを実現

VMware vSphere™ 4 業界最高クラスの仮想化環境でのパフォーマンスを実現

業界トップ クラスのアプリケーション スループット、仮想化効率とハードウェア サポートを実証し、クラウド内で大型アプリケーションを実行可能に

【2009年4月22日 東京発】

ヴイエムウェア株式会社は、本日、VMware vSphere TM4 が業界最高クラスの仮想化パフォーマンスを提供する製品であると発表しました。業界トップ クラスの仮想化ハードウェア アシストの新機能と高度に最適化された I/O システムを持つ VMware vSphere 4 は、業界初のインターナルクラウドを実現するOSです。これらの新しいアーキテクチャの改良により、SQL や Oracle データベースとともに使用する Exchange や SAP などのトランザクションの多い、非常にビジネス クリティカルなアプリケーションでさえ、VMware vSphere 4 によって 100% 仮想化されたインターナルクラウド上で実行できます。

ヴイエムウェアは、VMware vSphere 4 によってパフォーマンスの新記録を樹立し、次のようなパフォーマンスの最大値を達成しています。

  • 1 秒あたりのトランザクション数:1 秒あたり 8,900 のデータベース トランザクションという、スループットのパフォーマンスの新記録。これは、Oracle データベース上で TPC-C* をモデルにした OLTP ワークロードによって実証されています。
  • 物理環境と比較したオーバーヘッドの最小値:仮想マシンあたり 8 つの CPU を使用し、物理環境の 90% またはそれ以上の効率で実行することで、リソースを大量に使用する SQL Server データベースでのパフォーマンス効率の新記録を達成。TPC-E* をモデルにした OLTP ワークロードでテストされています。
  • I/O スループット。1 秒あたりの I/O 処理で 最高値を記録:VMware vSphere は、1 秒あたりの I/O 処理で、これまでの最高値の 3 倍となる 300,000 以上の処理を記録しています。参考までに、VMware Capacity Planner のデータによると、Intel 社のアーキテクチャ サーバにおける最も要求の厳しいデータベースでは、通常、1 秒あたり数万トランザクションの I/O 処理が要求されます。また、VMware vSphere には、10 Gbps iSCSI 接続にて、フル ワイヤ スピードを達成する、新しいストレージ スタックも含まれています。
  • ネットワーク スループット:改良された仮想マシン ネットワークと、NetQueue のサポートにより、ネットワーク スループットが最大 100% 向上し、ハードウェア バスの上限値である 30Gbps に十分に対応します。
  • Citrix XenApp に対して、 およそ 30% のパフォーマンス向上。

これらの記録的なパフォーマンスの向上は、VMware vSphere 4 が持つ次のような独自のコア テクノロジとアーキテクチャの改良によるものです。

  • ネットワークのパフォーマンス:VMware vSphere 4 では、NetQueue に対する改良が加えられています。それには、Intel 社の仮想マシン最適化ネットワーク テクノロジである VMDq、ヴイエムウェアの第3世代の準仮想化仮想マシン ネットワーク ドライバである vmxnet3、およびネットワーク スループットを高速化するオプションの RSS (Receive-Side Scaling)に対するヴイエムウェアのサポートがあります。
  • ストレージ I/O パフォーマンス:VMware vSphere 4 には、ストレージ アクセスのスループットを向上させるため、pvscsi と呼ばれる新しい準仮想化仮想マシン ストレージ デバイスが組み込まれています。また、高度な同時 I/O 処理機能も実装しており、トランザクション レートの高いワークロード用にストレージ スループットを最適化します。 
  • 統合率の向上:VMware vSphere 4 には、CPUのキャッシュ構造を認識する、高度に最適化されたプロセッサ スケジューラが含まれており、他のあらゆるハイパーバイザより多くのデータベース トランザクション、Web ページのリクエスト、E メール メッセージに対する処理を実行できます。
  • 仮想化に対するハードウェア アシストのサポート:ヴイエムウェアは、プロセッサ ベンダの AMD 社および Intel 社と協力し、仮想化に対するハードウェア アシストをソフトウェアに組み込んでいます。ヴイエムウェアは、2006 年に AMD 社と Intel 社の第 1 世代の改良をサポートした、最初の仮想化ベンダです。2008 年には、第 2 世代の AMD RVI (Rapid Virtualization Indexing) を初めてサポートし、現在は Intel 社の EPT (Extended Page Tables) および VMDq テクノロジをサポートする唯一の仮想化ベンダです。 
  • 特定のアプリケーションに向けたパフォーマンス向上の目標。
    • アプリケーション開発ワークロードに対して、 およそ 50% のパフォーマンス向上。
    • Citrix XenApp に対して、 およそ 30% のパフォーマンス向上。

スケーラビリティの向上
VMware vSphere 4 では、新しいスケーラビリティの能力を提供しています。サーバ リソースのサポートを 1TB の RAM および 64 の論理プロセッサ コアに拡張することで、大型の強力なサーバを、仮想ワークロード用に活用する事が可能になります。仮想マシンあたり最大 256GB の RAM と 8 つの 仮想CPU を備えることによって、ハイエンド データベースなどのリソースを大量に使用するワークロードのほぼ 100% を仮想化する事が出来ます。

VMware vSphere 4 は、2009 年第 2 四半期の後半に、一般に利用可能になる予定です。
ヴイエムウェアのパフォーマンスに関するその他の情報は、 http://www.vmware.com/technology/performance/index.html (英語サイト) をご参照ください。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンタにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様がヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2008 年度に19 億ドルの売上、13 万社を超えるお客様、および2 万2 千社を超えるパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、主な株主はEMC です。ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jpにてご覧いただけます。

VMware、VMware ロゴはVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995 年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の 「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions) に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、革新的な新製品の継続的な開発および提供、ならびに仮想化技術のお客様への導入および展開に関連しますが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i) お客様と企業が金融の逼迫と否定的な金融ニュースを受けて購入を延期し、製品の需要に負の影響を与えることによる、現在の世界的な経済状況の不確実要素が及ぼす経済全体へのリスク、(ii) 新しい製品およびコンピューティング プラットフォームを統合し、それに移行するエンド ユーザの能力、(iii) 製品開発スケジュールの変化、が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 2008 年 12 月 31 日までの報告書 Form 10-K を含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があります。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。