VMware、ポストPC時代の新製品と新サービスを発表
VMware View 5 ™が、高度な3Dグラフィックス、拡張性に優れた統合コミュニケーション、統合ペルソナ管理およびプロトコル機能拡張のサポートにより、これまでにないレベルのイノベーションと簡素化を実現
VMware Horizon ™が、クラウド ベースのアプリケーション管理のメリットを仮想化されたWindowsアプリケーションおよび接続されたモバイルのワークスペースにも拡張
*本内容は、2011年8月30日(米国時間)に発表された報道資料の抄訳版です。
【 2011 年 8 月 30 日(米国時間)米国ラスベガス 発】VMware, Inc.(NYSE: VMW)は、ポストPC 時代のエンド ユーザ コンピューティングの未来に対する当社のビジョンを進化させ、全社的な俊敏性と生産性、統合性の強化に向けて、IT部門を支援する新しいソリューションを本日発表しました。
拡大するVMwareエンド ユーザ コンピューティング ポートフォリオでは、20年以上にわたって複雑なデバイス中心型のコンピューティングに取り組んできたIT部門と従業員の負担を軽減するため、高度に統合されたエンタープライズ環境を実現する、よりユーザ中心の、「IT as a service(サービスとしてのIT)」体験を提供します。この新しいモデルでは、企業はハイブリッド クラウドのリソースを活用する一方で、既存のセキュリティ モデルを拡張し、必要な場合とタイミングで従業員が任意のデバイスのデータとアプリケーションを連動させるための新しい手法を提供できます。
新しいワークスタイルの実現
VMwareは、VMworld 2011にて、従来型のデバイス中心のデスクトップ モデルから脱却し、ポストPC時代の新しいワークスタイルへと移行するCIOと、企業のIT部門を支援する、新しい製品とクラウド ベースのサービスを発表しました。
VMware View 5: 高度なデスクトップの提供を簡素化 – VMware View 5では、IT 部門による管理性および統制を簡素化するとともに、最高レベルの正確性を備えたデスクトップ仮想化体験を提供します。機能拡張として、 3Dグラフィックスの拡張サポート、音声および動画メディア サービスにおける CiscoおよびMitelなどの業界リーダとの拡張性と統一性を備えた通信統合、統合ペルソナ管理機能による仮想デスクトップのカスタマイズ、およびLAN、WAN接続でのパフォーマンスを最大75%向上させるPCoIPプロトコルの機能拡張が含まれます。VMware View 5の詳細については、 http://campaign.vmware.com/imgs/apac/jp_dwn/PDF/press-kit_vmw-view-vmworld.pdfを参照してください。
- VMware Horizon: 新しいワークスタイルの基礎 – VMware Horizonの最新版では、ID、ポリシーおよびアクセス許可エンジンのメリットを、従来のWindowsアプリケーションおよび接続されたモバイルのワークスペースでも提供することができます。オープンなユーザ中心型プラットフォームにより、あらゆるデバイスからサービスとしてアクセス可能な統合アプリケーション カタログ内のさまざまな種類のアプリケーションにアクセスすることができます。
- VMware Horizon App Manager ™ –VMware Horizon App Managerでは、VMware ThinApp ®のアプリケーション仮想化機能を活用して、デバイスや基盤となるOSの種類にかかわらず、従来のWindowsアプリケーションへのアクセス、導入およびアップデートを管理する中央コンソールを提供します。2011年末までにベータ版が出荷されるHorizon App Managerによる仮想化アプリケーション管理では、別個だったIDサイロが単一のエンタープライズID に統合され、従業員がプライベート クラウドとパブリック クラウドにまたがって安全にアクセスできるようになりました。これによりIT部門とエンド ユーザの両方にメリットを提供します。
- VMware Horizon Mobile ™: 接続されたモバイルのワークスペース – VMware Horizon Mobileは、2011 年の初めにMobile World Congressで紹介したVMware Mobile Virtualization Platform(MVP)テクノロジをベースに、独立した従業員個人のモバイル環境から接続するためのモバイル ワークスペースを設定して、安全に管理を行えるようにする企業向けの新機能を提供します。これにより従業員は、一台のAndroid デバイスを個人用と仕事用に利用する自由が得られます。
2011 年末までにLG、Samsungおよびその他のスマートフォンおよびタブレット PCメーカから出荷されるVMware Horizon™ Mobileによって、社外にいる従業員のAndroidデバイスに対して、IT部門が会社のモバイル ワークスペースを安全かつ簡単にプロビジョニング、管理およびデプロビジョニングできるようになります。また、Horizon Mobileでは、会社が承認したモバイル アプリケーションおよび企業データ リソースのカタログにもアクセスすることができます。
VMware Horizonの今後のリリースでは、アプリケーション仮想化による既存のWindows アプリケーションとCitrix、Microsoft およびVMwareのパブリッシュ技術の管理機能が、モバイルおよびクラウド ベースのアプリケーションの管理と結合されます。さらに、VMware Horizonはクラウド ベースの個人用データ リソースと会社用データ リソースのセキュアな配信を仲介します。VMware Horizonの詳細については、
http://campaign.vmware.com/imgs/apac/jp_dwn/PDF/press-kit_vmw-horizon-vmworld.pdf
を参照してください。
AppBlast および Octopus プロジェクト : ユニバーサル クラウド アクセスの提供
VMworld 2011 では、ポスト PC 時代のユニバーサルなアプリケーションおよびデータの配信を実現するというVMwareのビジョンを進化させた、2つの新しいエンド ユーザ コンピューティング テクノロジ(AppBlastおよびOctopus というコード ネームのプロジェクト)について発表しました。
AppBlast ™プロジェクトでは、任意のHTML5互換ブラウザを介したWindowsベースのアプリケーションのユニバーサル配信により、従来のWindowsアプリケーションへの簡単なリモート アクセスを実現します。また、Octopusプロジェクトでは、VMware Zimbra TM(英語サイトへリンク)および Mozy TM(英語サイトへリンク)のデータ同期テクノロジを活用し、セキュアなパーソナル クラウドを介して、企業レベルのコラボレーションと情報およびデータの共有を可能にします。
エンド ユーザの移行計画 : 新サービス
VMwareは、お客様の新しいモデルへの移行を明確なプランで支援します。VMwareプロフェッショナル サービスは、ユーザ中心型のアプリケーションおよびデータ配信モデルへの移行を検討しているお客様、すでに順調に移行中のお客様を支援する、オンサイトのエンド ツー エンドのコンサルティング サービスを提供しています。VMwareプロフェッショナル サービスの詳細については、 http://www.vmware.com/services/by-product/desktop.html (英語)を参照してください。
*USリリース原文、およびパートナ各社からのコメントはこちらをご覧ください。
http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-end-user-vmworld-083011.html
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア (本社: カリフォルニア州パロアルト) は、あらゆる規模の企業を活性化する、仮想化ソリューションおよびクラウド インフラストラクチャ ソリューションを IT 部門へ提供いたします。業界をリードする仮想化プラットフォームである VMware vSphere™ を導入することで、お客様は設備投資や運営経費の削減、俊敏性の向上、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境への貢献を行いながら実現することができます。2010 年度に 29 億ドルの売上、25 万社を超えるお客様、および 2 万 5 千社を超えるパートナを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつであり、企業の CIO によって常に 「最優先」 と位置付けられている企業です。VMware の詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
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VMware、VMware View, VMware Horizon, VMworld, VMware Horizon Application Manager, AppBlast, Zimbra, Mozyおよび VMware vSphere は、米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標です。この文書に記載されているその他のすべての商標および名称は、各社の商標です。 「パートナ」 または 「パートナシップ」 の記述は、ヴイエムウェアと他社との法的なパートナシップ関係を意味するものではありません。
将来予想に関する記述 :
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれており、1995 年米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」条項(the safe harbor provisions)に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、新しいVMware View 5 VMware Horizon Application Managerおよびカタログサービス、VMware Horizon Mobile,にて提供される機能、それらの製品の入手性、将来のITの進化への期待、VMware製品の役割およびそれら製品がユーザにもたらすメリット、プロジェクト「AppBlast」や 「Octopus」などのVMwareの未来の技術に関する計画を含みますが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因により、将 来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)世界的な経済状況や市場状況の悪化;(ii)一般消費および IT消費の落ち込みまたは遅延;(iii)価格競争、業界再編、新規競合会社の仮想化市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策 などの競合状況が含まれますが、これらに限定されるものではありません;(iv)お客様の新製品の開発、および新しい製品、クラウドコンピューティングなど新たなコンピューティング戦略へ移行する能力; (v) お客様の新興技術に対する許容性(賛同の有無);(vi) 仮想化ソフトウェアおよびクラウドプラットフォームおよびデスクトップコンピューティングプラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化; (vii)製品開発スケジュールの変更;(viii)当社の独自技術のマネジメント能力; (ix)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうかなどの不確定要素が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-Q、Form 10-K、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。