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富士通とVMware、クラウド分野でのグローバル協業を拡大

 

富士通とVMware、クラウド分野でのグローバル協業を拡大

富士通とVMwareは、「FUJITSU Cloud Service K5」と「V-DaaS」の世界展開で協力

 

2015年11月10日
富士通株式会社
VMware, Inc

【2015年11月09日(米国時間)カリフォルニア州・東京発】
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)とVMware, Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:パット ゲルシンガー、以下、VMware)は、お客様に柔軟かつ安全なクラウドの利用促進をいただくため、新たな協業を発表しました。

企業の間では、既存のシステム資産を最適化させながら、新規ビジネス創造に向けて、サービスを迅速かつ安全にエンドユーザーへ提供するために、ハイブリッドクラウドの利用が広がっています。富士通とVMwareは、このようなニーズに応えるために、世界中の顧客をサポートすべく、協業を進めていきます。

今回の協業拡大の一環として、富士通とVMwareは、富士通の最先端技術を実装したデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」の中核となるクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」(以下、K5)と、仮想デスクトップソリューション「VMware Horizon ®」をベースにした「FUJITSU Managed Infrastructure Service仮想デスクトップサービスV-DaaS」(以下、V-DaaS)の世界展開に向け、販売・マーケティング活動を展開するプロジェクトチームを発足させることで合意しました。両社は、ASEAN諸国を皮切りに「V-DaaS」を世界市場へと展開していきます。

両社による新たな協業の取り組みは、次の通りです。

  • 富士通とVMwareは、VMwareの技術を「FUJITSU Cloud Service K5」向けに最適化し、「FUJITSU Cloud Service K5」とお客様のオンプレミス環境で稼働する基幹システムをシームレスに利用できるようにします。この取り組みを通じて、両社は企業に向け高度に最適化されたハイブリッドクラウドを提供していきます。
  • 両社は、企業のコンテナ利用を加速させる「VMware vSphere® Integrated Containers™」のテクノロジープレビュー版を活用し、「FUJITSU Cloud Service K5」のPaaS(Platform as a Service)機能を拡張させ、クラウド型アプリケーションの容易な開発、展開に向けて協力します。
  • 富士通は、「VMware Horizon」とVMwareのネットワーク仮想化技術「VMware NSX®」、ならびに富士通独自の手のひら静脈認証技術を活用し、社内外を問わず発生するセキュリティのリスクや仮想デスクトップ上でのなりすましを最小限に抑制する高度なセキュリティソリューションを提供していきます。さらに、富士通は、このソリューションを富士通と国内グループ会社の従業員8万人に向け導入し、「V-DaaS」とスマートデバイスの管理サービス「FENICS II Mobile Management AirWatch® by VMware」のサービスレベル向上を図ります。
  • VMwareと富士通の協業により、お客様は高い信頼性と機能性、そして安全性と可用性を備えたビジネスアプリケーションを世界共通のユーザー体験のもと、利用できるようになります。そして、今回のパートナシップの拡大により、お客様はハイブリッドクラウドのシームレスな運用を通じてコストを最適化でき、ビジネスの要件に応じてITインフラを即座に導入できるようになります。

VMwareと富士通は2006年からパートナシップを結んでおり、現在、富士通はVMwareのハイブリッドクラウド導入・運用支援プログラム「VMware vCloud® Air™ Network」に参画しています。両社はそれぞれ、高度な技術と販売・マーケティングサポートによる高品質なクラウドサービスをお客様に引き続き提供していきます。

*本内容は、2015年11月9日(米国時間)に富士通株式会社と米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【 商標について 】

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
  • VMware、vCloud Air、vSphere、AirWatch、Horizon、NSX、Integrated Containersは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、VMwareと他社との法的な協力関係を示すものではありません。

【 ヴイエムウェア社について 】
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアの年間売上高は60億ドル超(2014年度)で、50万社を超える顧客を有しています。シリコンバレーに本社を置き、全世界にオフィスを展開しています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。