VMware、第 4 四半期および2009 年会計年度の業績を発表
2009 年第 4 四半期売上高は前年同期比で 18% 増、通期売上8%増の20 億ドル、通期のGAAP 営業利益率は11%増、非GAAP 営業利益率は24%増を達成
*本内容は、2010年1月25日(米国時間)に米国VMware, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。
【2010 年 1 月 25 日 (米国時間) 米カリフォルニア州発】 VMware, Inc. は、2009 年第 4四半期および会計年度通期の業績を発表しました。
- 第 4 四半期の売上高は、 6 億 800 万ドルで、前年同期比18% 増。
- 第 4 四半期の GAAP ベースの営業利益率は、 7,100 万ドルで、前年同期比 30%減少。非 GAAP ベースの営業利益率は、前年同期比17% 増の1 億 5,800 万ドル。
- 第 4 四半期の GAAP ベースの純利益は 5,600 万ドルとなり、希薄化後 1 株当り利益は 0.14 ドル。前年同期のGAAP ベースの純利益は1 億 1,100 万ドル、希薄化後 1 株当り利益は 0.29 ドル。第 4 四半期の非 GAAP ベースの純利益は 1 億 2,700 万ドル、希薄化後 1 株当り利益は 0.31 ドルで、前年同期のこれらの値はそれぞれ 1 億 4,200万ドル、0.36 ドル。
- 第 4 四半期の GAAP ベースの営業活動によるキャッシュ フローは前年同期比で 4%増の2 億 8,400 万ドル。第 4 四半期のフリー キャッシュ フローは前年同期比で 45%増の2 億 5,900 万ドル。
- 2009 年会計年度通期の総売上は、 2008 年比で 8%増の20 億ドル。
- 通期のGAAP ベースの営業利益は前年比で 30% 減の2 億 1,900 万ドル。非 GAAP ベースの営業利益は前年比で 3%増の 4 億 8,400 万ドル。
- 通 期の GAAP ベースの純利益は 1 億 9,700 万ドル、希薄化後 1 株当り利益は 0.49ドル。これに対して前年度のGAAP ベースの純利益は2 億 9,000 万ドル、希薄化後 1株当り利益は 0.73 ドル。2009 年度の非 GAAP ベースの純利益は 4 億 100 万ドル、希薄化後 1 株当り利益は 1.00 ドル。これに対して前年度の非 GAAP ベースの純利益は4 億 1,600 万ドル、希薄化後 1 株当り利益は1.05 ドル。
- 2009 会計年度通期の GAAP ベースの営業活動によるキャッシュ フローは23%増の9億 8,600 万ドル。2009 年通期のフリー キャッシュ フローは39%増の8 億 4,000 万ドル。
- 2009 年 12 月 31 日時点での現金および現金同等物は、2009 年度当初と比較し35%の増24 億ドル超、繰延収益は52% 増の13 億ドル。
2009 年度の米国での売上高は前年比で 5% 増の 10 億 4,000 万ドル、米国外での収益は前年比で 10% 増 の9 億 8,500 万ドルでした。 第 4 四半期のソフトウェアの保守およびプロフェッショナル サービスを含む役務収益は前年同期比で 52% 増の 3 億 400 万ドルとなりました。
VMware, Inc 社長兼 CEO (最高経営責任者)ポール・マリッツ (Paul Maritz)談:
「本 四半期の順調な業績は vSphere に対する需要による部分が大きく、現在コストを節約しながらも、台頭しつつあるクラウド コンピューティング モデルで求められる戦略に対して投資したいお客様にとって、仮想化が重要な技術となっていることを示しています。VMware は、この革新的な方向に進むお客様を支援するために絶好な位置にいると考えています。また、当社は、製品を拡充し、IT から複雑さを排除しようとしているお客様に対してより優れた技術を提供することに注力しています」
VMware, Inc CFO (最高財務責任者)マーク・ピーク (Mark Peek)談:
「お 客様からの高まる需要と、当社の Enterprise Plus へのアップグレード プロモーションによって達成できた堅調な第 4 四半期の決算に満足しています。当社の短期的な見通しは、なだらかに経済が回復し、お客様のIT 投資に前向きになりつつあることで、改善しています。第 1 四半期の売上高は 5 億 8,000 万~ 6 億ドルで、2009 年第 1 四半期比で 23 ~ 28% 増加すると予測しています。2010 年会計年度通期の売上高は 24 億 5,000 万~ 25 億 5,000 万ドルで、2009 年比で 21 ~ 26% 増加すると予測しています」
最近の戦略発表と重要事項
- 2009 年 10 月、VMware は業界最先端の仮想化プラットフォーム「vSphere 4」のお客様によるダウンロード数が、5 月の公開以来800,000 超を達成したと発表。また本製品は、栄誉ある Wall Street Journal 2009 Technology Innovation Award のソフトウェア部門で受賞。
- 2009 年 11 月、VMware は、業界で唯一となるデスクトップ仮想化専用ソリューション
- 「VMware View 4」 を発表。これによりデスクトップ仮想環境で、品質、コスト、および規模の分野で新たな基準を確立。
- 2009 年 11 月、EMC、Cisco、および VMware は 「Virtual Computing Environment」という連合を設立。これにより、仮想化の推進とプライベート クラウド インフラストラクチャへの移行についてお客様を支援。
- 2010 年 1 月、VMware は、電子メールおよびコラボレーション ソフトウェアの主要ベンダーである Zimbra を Yahoo! Inc. から買収すると発表。Zimbra は 「クラウド時代」の中核的 IT ソリューションで、拡充を続けるVMware のソリューション ポートフォリオの一部となる。このソリューション ポートフォリオは、仮想アプライアンスの形態またはクラウド サービス プロバイダ経由により提供が可能。
その他、発表詳細は下記本社リリースをご覧ください(英語サイト)
http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-q409-earnings.html
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト) は、あらゆる規模の企業を活性化する、ビジネスインフラの仮想化をIT部門へ提供いたします。業界をリードする仮想化ソリューション・プラットフォームで あるVMware vSphere™を導入することで、お客様は設備投資や運営経費の削減、俊敏性の向上、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境への貢献 を行いながら実現することができます。2008 年度に19 億ドルの売上、15万社を超えるお客様、および2 万2 千社を超えるパートナを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつであり、企業のCIOによって常に「最優先」と位置付 けられている企業です。
ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jp にてご覧いただけます。
- VMware、 VMware ロゴ、VMware vSphere、VMware vCenter、VMware View はVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。
- 将来予想に関する記述
本 プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995 年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の 「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions) に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、革新的な新製品の継続的な開発および提供、ならびに仮想化技術のお客様への導入および展開に関連しま すが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合がありま す。リスク要因には、(i) お客様と企業が金融の逼迫と否定的な金融ニュースを受けて購入を延期し、製品の需要に負の影響を与えることによる、現在の世界的な経済状況の不確実要素が 及ぼす経済全体へのリスク、(ii) 新しい製品およびコンピューティング プラットフォームを統合し、それに移行するエンド ユーザの能力、(iii) 製品開発スケジュールの変化、が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであ り、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-Q、Form 10-K、 Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。