VMware 、新たな進化を遂げた
エンド ユーザー コンピューティングを披露
モバイル ワークフォースのための業界初の統合プラットフォーム、VMware Horizon Suiteを発表
VMware ViewとWanova Mirageを組み合わせ、
管理を一元化するサービスとして従来型デスクトップを提供する包括的なソリューションを公開
【 2012 年 8 月 29 日(日本時間) 東京 発】ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、さまざまなデバイスを通じてあらゆる場所から情報にアクセスするモバイル ワーカー向けに、クラウド上に柔軟な企業用ワークスペースを提供する新しいプラットフォームであるVMware Horizon™ Suiteのαバージョンを発表しました。また、クラウド時代にあわせて、VMware View®とWanova Mirage™の組み合わせにより実現する、従来型のWindowsデスクトップを変革するデモを公開しました。
Horizon Suite :モバイル ワークフォースのためのプラットフォーム
ポストPC時代のデバイス、アプリケーション、データ、ユーザー管理に課題を抱えるIT部門は、従来のデバイス管理から、複数のデバイスを使えるユーザー エクスペリエンスの管理へと進化を遂げるためのソリューションを必要としています。本日、VMwareはVMware Horizon Suiteのα版のデモを行い、マルチ デバイスに対応するワークスペースを実現し、エンド ユーザーがあらゆる場所からアプリケーションとデータに安全にアクセスできる方法を紹介しました。
VMware Horizon Suiteは、Project Octopus、Project AppBlast、ThinApp、VMware Horizon Application Manager™、VMware Horizon Mobile™のテクノロジーを集約した、真の意味でモバイル環境のための初の統合管理プラットフォームです。ID、コンテキスト、ポリシーを統合することで、私用と業務用のワークスペースを区別し、あらゆるデバイスからアプリケーションとデータに一貫してアクセスできる柔軟なプラットフォームを提供します。
Horizon Suiteの集中化されたWeb管理コンソールを通じて、IT部門はすべての企業データとアプリケーションのサービス カタログをカスタマイズできます。Horizon Suiteは、ユーザーの属性と環境(デバイス、地域、接続レベル)を把握し、アプリケーション、データ、デスクトップに対してポリシーを適用します。これにより、IT部門はWindows、Android、iOS、Web、SaaSのアプリケーションを単一のワークスペース上に展開できるため、エンド ユーザーはどこからでもそれらのアプリケーションとデータにアクセスできます。VMwareは、Horizon Suiteのα版により、エンド ユーザーがどのデバイスからでもデータとファイルに安全にアクセスし、共有できする環境を提供します。
VMware View と Wanova Mirage: モバイル環境向け集中型デスクトップ
従業員がモバイル環境で仕事をする機会が増えるのに伴い、業務の生産性を維持するためには、どのような場所からでも自社のWindowsデスクトップへアクセスできる環境整備が不可欠となります。VMwareとパートナ コミュニティは、Wanova買収で取得した集中型デスクトップ管理ソリューションを提供することで、あらゆる企業のIT部門の要求に対応し、既存のWindowsデスクトップをサービスとして提供することを支援します。さらに、顧客固有のニーズを満たす新しいソリューションとパートナシップも提供します。
- 仮想と物理デスクトップの管理 – VMware Viewを使用するデータセンタにデスクトップをホスティングすることで、システムやアプリケーションの管理の簡素化、セキュリティ強化と制御、可用性と俊敏性の強化など多くのメリットが生まれます。さらに、追加されたWanova Mirageの機能を活用することで、物理デスクトップやノートPCのようなローカルデバイス上でシステムの実行が可能になるため、クラウドでデスクトップを管理するメリットを最大化できます。Mirageはデータセンタのエンドポイントのイメージをコピーし、ローカルで運用するため、顧客は集中型での管理と復旧によるメリットを享受できます。またユーザーはオフラインで作業できるようになり、通常のデスクトップと変わらないユーザー エクスペリエンスを維持できると同時に、仮想と物理の両方を管理するこのソリューションは、さまざまな作業やナレッジ ワーカーの組み合わせが混在する業務活動をサポート可能です。
- View “Rapid Desktop” プログラムの発展 – 現在、VMware View対応アプライアンスの開発と販売をサポートするOEM、テクノロジー/チャネルパートナーで構成されるエコシステムには、Cisco社、HP社、DELL社、Intel社などが参画しており、また現在も拡大中です。導入が容易なこれらの仮想デスクトップ インフラ(VDI)ソリューションは、250~500台の仮想デスクトップを迅速に展開することができます。それにより、中小規模企業に対して事業規模に見合った形で、VDIの環境を提供できるようになります。
- 新しい VMware View のソリューション – VMwareは本日、IT管理者による最適なIT環境の構築とデスクトップ展開の迅速な管理を実現し、必要なすべてのコンポーネントが最適に稼働できるように設計された2つの新しいソリューション、VMware View Business Process DesktopとBranch Office Desktopを発表しました。これらソリューションは、ラボでのテストと検証を通じて、製品の相互運用性と性能が保証されています。また、VMwareとVMwareテクノロジパートナからのリファレンス アーキテクチャ、ツール、サービスのサポートを通じ、VDI関連の作業が最小化されます。
VMware, Inc. エンド ユーザー コンピューティング担当 上席副社長 兼 ゼネラル マネージャ ボアズ・チャラミッシュ( Boaz Chalamish )コメント:
「Windows 7/8への移行、従業員の私物デバイスの利用(BYOD)、クラウド化などにより、IT部門は新たな複雑性とリスクに直面しています。VMwareは、継続的なエンド ユーザー コンピューティング向けの投資とイノベーションを通じて、デスクトップを開放して企業のワークスペースを再定義し、ポストPC時代に合った新しいワークスタイルへの移行を目指すIT部門を支援します」
- ご購入および価格について
VMware Horizon Suiteのベータ バージョンは、先行導入ユーザーを対象に2012年第4四半期より提供開始予定です。
Wanova Mirage は指名ユーザーあたり25,000円(市場予想価格)より提供されます。本価格にはサポートおよびサブスクリプションは含まれません。
View用Rapid Desktop Programに関するOEM、ISV、販売パートナに関する情報は、
http://www.vmware.com/solutions/desktop/rapid-desktop.html
をご覧ください。
詳細はヴイエムウェア営業部門までお問い合わせください。
http://www.vmware.com/jp/company/contact.html
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、40万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2011年度の売上高は、37億7,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、VMware Horizon Suite、VMware View、Horizon Application Manager、Horizon Mobile
は、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
将来予想に関する記述
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」条項(the safe harbor provisions)に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、VMware Horizon Suiteにて提供される潜在的な利益、計画された機能、それらの製品の入手性、それら製品が顧客にもたらすメリットおよび劇的に変化するIT組織の要求に関する予測を含みますが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因により、将 来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)世界的な経済状況や市場状況の悪化、(ii)顧客のIT消費の落ち込みまたは遅延、(iii)価格競争、業界再編、新規競合会社の仮想化市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況、(iv)顧客の新製品の開発、および新しい製品、クラウドコンピューティングやデスクトップ仮想化など新たなコンピューティング戦略へ移行する能力、(v)お客様の新興技術に対する許容性(賛同の有無)、(vi)仮想化ソフトウェアおよびクラウド プラットフォームおよびデスクトップ コンピューティング プラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化、(vii)製品開発スケジュールの変更、(viii)当社の独自技術のマネジメント能力、(ix)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうかなどの不確定要素が含まれますが、これらに限定されるものではありません。
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