ヴイエムウェア、ビジネスモビリティ ソリューションにより、モバイル クラウド時代における企業のWindows 10の導入を促進
Windows 10のリリースと同時にソリューションを対応させることで、顧客はWindows 10にアップグレートすると同時に、HorizonとAirWatchによるデバイス管理が可能に
【2015年8月4日 (日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、同社が提供する包括的なビジネス モビリティ ソリューションがWindows 10に対応したと発表しました。Windows 10にアップグレードする顧客は、AirWatch® Enterprise Mobility Management™、VMware Horizon®、VMware Identity Manager™、VMware Horizon® FLEX™を含むVMware Workspace™ Suiteが提供する管理/移行/アプリケーション配信などのツール群を引き続き最大限活用できます。
Windows 10は、マイクロソフト社にとってマイルストーンとなる製品リリースであり、IT部門が最新のソフトウェアを稼働させているすべてのデバイスの管理方法を抜本的に変えるものです。米国VMwareがTechValidateに委託して2015年7月に実施した調査によると、回答した企業の96%がソフトウェアのアップグレードに社内リソースと既存スタッフを使う計画であると答えるなか、ヴイエムウェアでは組織のIT部門がデバイスの管理、あらゆる種類のアプリケーションの配信、Windows 10に搭載された新機能の導入に必要とするツール群を提供することで、Windows 10プラットフォームにも対応します。ヴイエムウェアのソリューションは、顧客がビジネス モビリティを実現し、最新のWindows 10にアップデートできよう開発されており、同時に従来バージョンのWindowsにも引き続き対応しています。Windows 10に搭載されている技術革新により、ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットなど企業所有や個人所有を問わないWindows 10ベースのデバイス全体にわたって、統合的な企業向けモバイル管理(EMM)プラットフォームへと移行できるため、デバイス管理を簡素化できます。
モバイル クラウド時代のWindows管理を再定義
Windows 10は、Windowsとして初めての真のモバイルOSであり、マイクロソフト社の統合的なエンドポイント管理の実現に向けた注力を示すものです。AirWatch の企業向けモバイル管理は、効率化された導入方法、統合的なアプリケーション体験、先進的なセキュリティ/データ保護、アップデート管理などのWindows 10に搭載されたすべての新機能に対応します。業界をリードするAirWatch の企業向けモバイル管理製品群は、一元化された統合的なコンソールを通じて、ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットなどWindows 10ベースのすべてのデバイス向けの、業界標準の管理プラットフォームを提供します。
さらに、ヴイエムウェアはこの統合的なエンドポイント管理の戦略を補完するとともに、組織のWindows 10への移行、Windows 10ベースのデバイスへのアプリケーションの設定/配信、セキュリティポリシーやデバイスとユーザのライフサイクル管理をサポートします。前述の調査では、回答した組織の半分以上となる51%がWindows 10へのアップグレードする際に仮想デスクトップ(VDI)を使用する予定であると回答していますが、顧客はWindows 10ベースの企業用のデスクトップ環境をエンドユーザに配信するために、ローカルまたはクラウド上のデータセンターから提供されるヴイエムウェアの一元的な仮想デスクトップ ソリューションを利用することができます。その一方で、VMware Horizon 6やVMware Horizon Air Desktopsを使用することで、Windows 10ベースのデバイスから、Windows XP/7/8/8.1など従来バージョンがホストされているインスタンスに、アクセスすることもできます。
また、同調査ではIT担当者の81%が、Windows 10への移行に際してアプリケーションの互換性が最も関心のある事項の一つであると回答しています。ヴイエムウェアでは、このアプリケーションの互換性の課題に対応するソリューションを提供しています。VMware Horizon FLEX、VMware Fusion 7、VMware Workstation 11では、Windows 10にアップグレードされたホストマシン上でWindows 7/8/8.1のインスタンスを完全にマネージドされた状態で稼働できます。これにより、組織はアプリケーションを順次Windows 10環境に移行できると同時に、移行が完了するまでの間、Windows 7環境でそれらアプリケーションを引き続き稼働させることもできます。
アプリケーションの配信と管理を変革
Windows 10で最も重要な機能の一つは、統合的なアプリケーション体験にあり、これによりWin32アプリケーションと最新のアプリケーションで分かれていた配信経路やアプリケーションごとに要求される複数のログイン認証など、従来の課題を解決することができます。
マイクロソフト社は、近日中に単一のWindows StoreをすべてのWindowsデバイス向けに提供すると発表しました。この統合ストアは、ソフトウェア開発者に多くのメリットを提供し、これにより開発者は電話、タブレット、PCなどのフォームファクタ全体で利用できるユニバーサルなWindowsアプリケーションを提供できるようになります。組織へのメリットとしては、この統合ストアを新しいwebベースのポータルとして利用できるようになるため、IT担当者はアプリケーション カタログを閲覧し、まとまった数のアプリケーションの購入が可能になります。ヴイエムウェアとAirWatchの顧客は、Windows Storeと直接的に相互運用可能な新しい統合カタログから、ストア上のアプリケーション、ウェブ アプリケーション、デスクトップ アプリケーション、リモート アプリケーションを配信できるようになります。
さらに、Windows Storeと相互運用可能なVMware Identity Managerにより、エンドユーザは複数のユーザ名やパスワードを入力することなく、シングルサインオンですべてのWindows 10アプリケーションを利用することができます。そして、VMware Identity Managerが提供する条件付きアクセス機能により、IT部門は事前に策定したコンプライアンス ポリシーに基づいて企業向けアプリケーションへのアクセス権を付与することができます。また、ヴイエムウェアが提供するWorkspace Portalは、企業向けに使いやすいマイクロソフト社のBusiness Store Portal(BSP)にも対応しているため、AirWatchを通じてスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPCのアプリケーションやライセンスを管理できます。
提供時期について
VMware Workspace Suiteは、Windows 10環境を管理するための最も包括的なソリューションであるとともに、組織による従来のクライアント サーバー時代のITからモバイル クラウド時代のビジネス モビリティへの移行をサポートします。
企業は、本日よりWindows 10ベースのデバイスをVMware Workspace Suite、VMware Horizon、AirWatch上で管理できるようになります。また、一般ユーザ向けにはVMware FusionとVMware WorkstationもWindows 10に対応する予定です。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションの開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開しています。当社の2014年度の売上高は、60億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
VMware、VMware Workspace、AirWatch、AirWatch Enterprise Mobility Management、Horizon、Horizon FLEX、VMware Fusion、VMware Workstation、VMware Identity Manager、Horizon Airは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。