VMware Explore 開催決定!
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ヴイエムウェア、Software-Defined Storageの幅広い導入を促進する新世代のエンタープライズ ストレージ「VMware® Virtual SAN™ 6」と「VMware vSphere® Virtual Volumes™」を発表

ヴイエムウェア、Software-Defined Storageの幅広い導入を促進する新世代のエンタープライズ ストレージ「VMware® Virtual SAN™ 6」と「VMware vSphere® Virtual Volumes™」を発表

劇的にシンプルになった最新のVMware Virtual SAN 6は、
4倍以上のパフォーマンス、2倍のスケーラビリティ、エンタープライズ向けの新機能を提供

幅広いサードパーティのストレージ システムが仮想マシンをネイティブに認識できる
業界初のソリューションであるVMware vSphere Virtual Volumes

【 2015年2月3日 (日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、VMwareが推進するSoftware-Defined Storage戦略を新たな段階へと進歩させる新世代のエンタープライズ ストレージの提供開始を発表しました。本日発表したソリューションは、市場で評価の高いハイパーバイザー統合型ストレージのスケーラビリティとパフォーマンスを大幅に強化したVMware® Virtual SAN™ 6、および、サードパーティのストレージ装置に仮想マシンをネイティブに認識させることができる新次元のストレージ統合ソリューションであるVMware® vSphere® Virtual Volumes™で、Software-Defined Storageの幅広い導入を促進します。

Software-Defined Data Centerのメリットを最大限に活用するためには、ストレージ運用の複雑性とコスト上の課題を解決するための新たなSoftware-Defined Storageのアプローチが不可欠です。VMwareのSoftware-Defined Storage戦略では、ハイパーバイザーを活用することでクラウド時代のストレージをさらに進化させ、サーバ仮想化によりコンピューティングにもたらされた運用効率性をストレージ向けにも提供します。

また、VMwareは本日、仮想化されたコンピューティング/ネットワーク/ストレージで構成される業界初のハイブリッド クラウド向けの統合プラットフォーム、および、VMware vSphere® 6で実現する新たな技術革新についての発表を行いました。

VMware Virtual SAN 6:VMware vSphere向けの理想的なストレージ プラットフォーム
劇的にシンプルになったVMware Virtual SAN 6では、スケーラビリティを2倍、パフォーマンスを最大4倍以上に強化すると同時に、エンタープライズ向けの新機能が追加され、ビジネス クリティカル アプリケーションを含めた、仮想マシン(VM)向けの理想的なストレージ プラットフォームを提供します。VMware Virtual SAN 6の特長は以下の通りです。

  • 新たなオールフラッシュ アーキテクチャ
    VMware Virtual SAN 6は、2階層のオールフラッシュ アーキテクチャに対応しているため、フラッシュ デバイスをキャッシュとデータ永続性の両方にインテリジェントに使用できます。この新しいオールフラッシュ アーキテクチャは、従来のVMware Virtual SAN 5.5と比較してノードあたりのIOPSを4倍以上に強化すると同時に、ミリ秒(1,000分の1秒)未満の安定した低レイテンシを実現しています。
  • クラスタあたり最高700万 IOPSのスループット
    64ノードのVMware Virtual SANクラスタでは、最高700万 IOPSを実現し、リニアな拡張性を提供します。
  • スケーラビリティを64ノード/クラスタに向上
    今回の新しいバージョンでは、スケーラビリティがクラスタあたり64ノードに倍増し、顧客はクラスタあたり最大6,400台のVMと8ペタバイト(PB)を超えるストレージ容量を利用できます。
  • 新機能: 信頼性の高いスナップショット機能
    VMware Virtual SAN 6では、高性能かつ効率的なスナップショット機能を備えており、VMごとに32世代までのスナップショットを取得することができると同時に、パフォーマンスのオーバーヘッドを最小限に抑えています。
  • 新機能: ラックの認識
    VMware Virtual SAN 6では、サーバ ラック全体にわたるVMオブジェクトのインテリジェントな配置が可能になり、ラックが完全に機能を停止した場合でも、アプリケーションの可用性を強化できます。
  • ブレード サーバの拡張サポート
    直接接続された統合ディスク(JBOD)へのサポートが新たに実装されているため、顧客はVMware Virtual SAN 6のクラスタをブレード サーバに搭載されている大容量ストレージ環境に拡張できます。

VMware Virtual SANはVMware vSphereに組み込まれているため、仮想マシン向けに劇的にシンプルかつハイパーバイザー統合型のストレージ環境を提供します。ポリシーベースのストレージ管理機能を備えるVirtual SANにより、ストレージの管理モデルをデバイス視点からアプリケーション視点へと移行でき、これによりIT管理者は数分でアプリケーション向けのストレージ環境をプロビジョニングできます。現在、提供開始からわずか9カ月で1,000社を超える顧客がVMware Virtual SANを購入しています。顧客は、VMware Virtual SANの柔軟な拡張性や総所有コスト(TCO)の削減に加え、シンプルな管理、VMwareスタックとの緊密な統合、高いパフォーマンスなどを評価し、導入を進めています。VMware Virtual SANは、従来のストレージと比較して1/3の運用管理コストに削減できるため、顧客は継続的な運用コストを大幅に改善できます。

VMware vSphere Virtual Volumes:Software-Defined Storage向けの新しい業界標準
VMware vSphere Virtual Volumesの提供を通じて、ストレージ機器にVMを認識させることで、VMware は長年にわたる業界の課題を解決します。VMware vSphere Virtual Volumesは、VMレベルでストレージ機器とvSphereをきめ細やかに統合できるストレージAPI群で構成されています。これにより、ストレージ機器から各VMにキャパシティとデータ サービスを動的にプロビジョニングできるようになるため、より俊敏かつコスト効率に優れた方法で、シンプルにストレージ インフラを管理できるようになります。そしてVMware vSphere Virtual Volumesを活用するストレージ機器を共通のコントロール プレーンから管理できるため、異種混在のストレージ環境全体でアプリケーション視点かつポリシー ベースの自動化を実現するというVMwareのSoftware-Defined Storageのビジョンはさらに進化します。

VMware vSphere Virtual Volumesは、VMwareのストレージ エコシステムによって幅広くかつ強力にサポートされています。VMwareは、Dell、EMC、HP、IBM、NetAppの5社の設計パートナを緊密に協業し、そしてこれらパートナはVirtual Volumes のテクノロジの方向性を定義するために大きな役割を果たしました。最初のVMware vSphere Virtual Volumes対応ストレージは、Atlantis Computing、Dell、富士通、HP、日立製作所、IBM、NEC、NetApp、NextGen Storage、Pure Storage、Symantec、Tintriの各社から、2015年上半期に提供される予定です。

また今後、合計29社のパートナがVMware vSphere Virtual Volumes対応ストレージを提供予定で、それにはCommVault、Nimble Storage、SolidFireなどが含まれます。

ヴイエムウェアでは、本リリースで紹介した新製品に関するオンラインセミナーを2015年2月20日より開催いたします。オンラインセミナーは下記URLからお申し込みいただけます。
http://info.vmware.com/content/apac_jp_oln_sem_pre?src=pr_jp

VMware, Inc. Software-Defined Data Center部門上席副社長 兼 ゼネラルマネージャ 
ラグー・ラグラム(Raghu Raghuram) コメント:「多くの顧客から、さらにシンプルかつコスト効率に優れ、クラウドとの連携を向上したストレージ環境を実現するためのアプローチに対する要望が寄せられています。VMware Virtual SAN 6およびVMware vSphere Virtual Volumesは、これらの課題に対応したソリューションであり、当社のSoftware-Defined Storage戦略を次の段階へと進化させるものです。これらソリューションでは、ハイパーバイザー統合型ストレージという新たなストレージ階層をさらに強化し、そして既存のストレージ製品との統合によりVMを認識できるようになることで、顧客の要件に応えます」

ご購入および価格について
VMware Virtual SAN 6 および VMware vSphere Virtual Volumesは、2015年第1四半期に一般提供を開始する予定です。

  • VMware Virtual SAN の 1プロセッサあたりの市場想定価格は31万2,000円~です。
  • VMware Virtual SAN for Desktop の1ユーザあたりの市場想定価格は6,000円~です。
  • 新しいオールフラッシュ アーキテクチャは VMware Virtual SAN 6 のアドオン機能として提供予定で、1プロセッサあたりの市場想定価格は18万7,000円~、デスクトップあたりの市場想定価格は6,000円~です。
  • VMware vSphere Virtual Volumes は、VMware vSphere Standard Edition 以上および VMware vSphere ROBO エディションに含まれます。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションについて開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2014年度の売上高は、60億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

VMware、Virtual SAN、vSphere、vSphere Virtual Volumesは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、VMware Virtual SAN 6、VMware vSphere Virtual Volumes、VMware vSphere 6、新しいVMware vRealize Operationsの新しい管理パックの提供に関する予定と特長、顧客に対する予定される利点など、将来の予想に関する記述 (forward-looking statements)が含まれています。

本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)現在の世界的な経済状況の不確定要素が及ぼす経済全体へのリスク;(ii)一般消費、政府消費およびIT消費の落ち込みまたは遅延;(iii)価格競争、業界再編、 新規競合会社の仮想化ソフトウェア、クラウド、エンドユーザならびにモバイルコンピューティングの業界への参入、VMwareの競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況が含まれますが、これらに限定されるものではありません;(iv)VMwareの顧客が新製品の開発およびクラウドコンピューティング、デスクトップ仮想化、software-defined data centerへの移行を実現できるか否か;(v)顧客の新興技術に対する許容性 (賛同の有無)に起因する不確定要素;(vi)仮想化ソフトウェアならびにクラウド/エンドユーザ/モバイル コンピューティングの業界での急激な技術の変化;(vii)製品やサービスの開発タイムラインの変更;(viii)当社とEMC社との関係、VMware本社取締役メンバの選任を含むEMC社のステークホルダの承認が必要な事柄の同社のマネジメント能力;(ix)VMwareの独自技術の知的所有権のマネジメント能力;(x)VMwareが優秀な従業員を採用、維持できるかどうか;(xi)当社が買収を完了した企業および同企業が保有する資産のVMwareへの移行などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。