デスクトップPC仮想化ソフトウェア最新バージョンの日本語版を発売
VMware Workstation 6(日本語版)
VMware ACE 2 Enterprise Edition(日本語版)
【2007年9月19日 東京】
仮想インフラストラクチャ ソフトウェアのトップベンダーであるヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は、デスクトップ仮想化製品の最新バージョンを日本語に対応させました。9月より、国内パートナ企業を通じて、販売を開始しま。
今回、日本語版を発売するのは、Windows Vista のサポートや、マルチディスプレイ モニタ、USB 2.0 デバイスを、業界で初めてサポートするデスクトップPC向けの仮想化ソフトウェアVMware Workstation 6(日本語版)です。
また同時に、企業・組織のデスクトップPCの管理を仮想化技術で簡素化する画期的な製品であるVMware ACE 2 Enterprise Edition(日本語版)も発売します。
VMware Workstation 6 (日本語版)について
VMware Workstation は、業界標準PC 向けの最先端デスクトップ仮想化製品です。Windows/Linux/NetWare/Solaris x86/FreeBSD といった幅広いオペレーティング システムのサポートを提供するのは、VMware Workstation 独自の機能です。さらに、この製品の特徴として、64 ビットの完全サポート、業界で初めて最高10 枚のネットワーク インターフェイス カードをサポート、2-way の仮想SMP を試験的にサポートするといった、高度なアーキテクチャがあります。
(VMware Workstation 6 のおもな機能)
- Windows Vista のサポート: ゲストOS またはホストOS としてWindows Vista を使用できます。これによって、レガシー システムの再ホスト化が簡単になり、アップグレード/移行プロジェクトでのエンド ユーザの中断は最小限に抑えられ、Windows Vista の評価が簡略化さ れます。
- マルチモニタ ディスプレイ: この業界初の機能によって、1 つの仮想マシンを複数のモニタで、あるいは複数の仮想マシンを別々のモニタでそれぞれ表示するように設定することが 可能になり、デスクトップの生産性が向上します。
- USB 2.0 のサポート: Apple iPod や高速ストレージ デバイスなどの高性能周辺機器を利用で きます。
- ACE オーサリング機能: VMware Workstation 6 とともにヴイエムウェアが今回提供するVMware ACE Option Pack を使用すると、VMware Workstation 6 のユーザは、安全かつ集中管理が可能な仮想マシンを作成できます。モビリティつまり移動性が、このオプション パックの主要メリットの1 つです。USB メモリ スティックのようなポータブル メディア デバイス上に仮想マシンを安全に移すことができます。
- 物理マシンから仮想マシンへの統合機能Physical-to-Virtual (P2V): 既存の物理コンピュータを「クローン生成」することで仮想マシンを数分のうちに作成できます。
- 統合型仮想デバッガ: 統合開発環境(IDE)から仮想マシン内部のプログラムを直接、デプロイ、実行、デバッグすることができ、この業界初のEclipse やMicrosoft Visual Studio との統 合によってデバッグ時間が短縮されます。
- 仮想マシンのバックグランド実行: VMware Workstation ユーザ インターフェイスを使用せず、仮想マシンをバックグラウンドで実行してユーザの混乱を避けることができます。
- 自動化API: すべての入力、出力、途中の決定内容など、仮想マシンの実行を記録することができます。要求に応じて、ユーザは記録の開始時点までさかのぼって実行を再生することができます。仮想マシンが毎回正確に同じ動作を実行すること、かつバグを再現して解決できることが保証されます。
- 連続的な仮想マシンの記録再生(試験的サポート) すべての入力、出力、途中の決定内容など、仮想マシンの実行を記録することができます。要求に応じて、ユーザは記録の開始時点までさかのぼって実行を再生することができます。仮想マシンが毎回正確に同じ動作を実行すること、かつバグを再現して解決できることが保証されます。
- Virtual Machine Interface (VMI)のサポート(試験的サポート): VMware Workstation 6 は、 VMI インターフェイスを実装する準仮想化されたゲストOS の実行が可能な初めての仮想 化プラットフォームです。
VMware ACE 2 Enterprise Edition 日本語版について
VMware ACE は、IT デスクトップ管理者がオペレーティング システム、データ、アプリケーションを含んだ標準PC 環境を作成し、その内容をIT ポリシーで保護し、仮想マシンとしてパッケージ化した上で、ライセンス済みのあらゆるPC クライアントに配置できるようにする画期的な製品です。
第2 世代のVMware ACE 2 Enterprise Edition は、どのPC にもデスクトップを配置することができ、それを管理するIT 部門が求める制御性を備えています。また、Pocket ACE 機能の採用により、デスクトップ仮想マシンを、USB フラッシュ ドライブ、ポータブル ハードドライブ、Apple iPodなどのポータブル メディア デバイスに配置することが可能となります。エンド ユーザは、家庭用ラップトップからビジネス センターのPC までの、ほとんどすべてのクライアントから自分の会社の標準デスクトップに安全にアクセスすることができます。
(VMware ACE 2 Enterprise Edition の機能)
- エンタープライズ デスクトップ管理の効率化: 管理対象外のハードウェアを使用するユ ーザをサポートするには、サポートされるPC ハードウェアの種類ごとにIT 管理者がデスクトップ イメージの作成、テスト、プロビジョニングを行い、移行しなければなりませんでした。これからは、管理者がVMware Workstation 6 を使用して標準デスクトップ イメージを作成しておき、それをVMware ACE Management Server で配置および管理するだけでよくなります。その結果、多数の仮想マシンの管理が容易になると同時に、作成すべきイメージの数が減り、デスクトップの展開が短時間で行えます。
- ポリシー制御の簡素化: 単一の管理インターフェイスにより、既存のPC に配置されたデスクトップ仮想マシンのポリシー管理を集中的に行えます。VMware ACE Management Server は、IT ポリシーの動的な更新をサポートし、仮想マシンの有効期限・デバイスとネットワークのアクセス構成・VMware ACE クライアントのアクティベーションとアクティベーション解除を常時管理します。
- 環境の分離: IT 管理者はユーザの個人設定とは別に、既存のPC で使用するための、セキュリティ保護および分離されたVMware ACE デスクトップ環境を作成できます。その結果、PC 機能を活用するユーザの自由を奪うことなく、VMware ACE デスクトップを管理および制御し、VMware ACE 環境内では自由を制限することができます。
- バックアップとリカバリが容易: IT 管理者は、安定した仮想マシン構成のスナップショットをとり、すばやく簡単に以前の状態へロールバックすることができます。
- シンプルなエンド ユーザ環境: VMware ACE 2 Enterprise Edition は、ThinPrint の.print技術を使用して、ドライバなしの印刷環境を実現します。
- オペレーティング システム サポートの拡大: Windows Vista のサポートに加えて、VMware ACE 2 Enterprise Edition では、Mandriva、Novell、Red Hat、およびUbuntu の各Linux ホスト オペレーティング システムのサポートを提供します。
- パフォーマンスとメモリ サポートの向上: VMware ACE 2 Enterprise Edition は、USB 2.0のサポート、仮想マシン1 台あたり最大8 GB のメモリ サポートなどにより、VMwareによる最新の仮想化プラットフォームを強化します。
購入方法について
VMware Workstation 6 ならびにVMware ACE 2 Enterprise Edition は、弊社販売パートナ様よりご購入いただけます。パートナ様の情報はこちらへ( http://www.vmware.com/jp/partners/)。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア社は、仮想化ソフトウェアのグローバルリーダーとして、本社をカリフォルニア州パルアルトに置き、EMC 社(NYSE: EMC)傘下でビジネスを展開しています。VMware 製品は、世界的にビジネスを展開する大企業において採用され、現在のコンピューティング資源を最大限に活用しながら、企業のIT を簡素化し、変化するビジネス要求へのより速い対応を実現しています。VMware 製品は現在、世界各国で300 万人を越えるユーザを持ち、フォーチュン100 の100%など、20,000 社を超える企業で採用されています。ヴイエムウェア社についての情報は、をご覧ください。
ヴイエムウェア株式会社
〒105-0013 東京都港区浜松町1−30−5 浜松町スクエア13F
URL: www.vmware.com/jp/
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