ヴイエムウェア、エンタープライズ向け仮想化ソフトウェアVMware Infrastructure 3の最新日本語版を出荷開始
グローバル環境における仮想化技術の運用支援の強化
【2008年4月24日東京発】
仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーであるヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は、VMware ESX 3.5とVirtualCenter 2.5を含む最新バージョンの仮想化ソフトウェアスイート、VMware Infrastructure 3 version 3.5アップデート1(日本語版)を、2008年5月1日より国内パートナー企業を通じて出荷を開始いたします。
この最新アップデート版では従来からのリソース管理の自動化及びミッションクリティカルなアプリケーションの仮想化におけるパフォーマンスの向上に加え、国内企業やデータセンタにおける仮想化を促進するための日本語環境のサポータビリティ向上を実現しています。
ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 三木 泰雄からのコメント:
「VMware Infrastructureをご利用いただくことにより、お客様へ、システム運用管理の効率化やITリソースの有効活用、大幅なコスト削減などの利便性 を提供しております。当社は、この実績のあるプラットフォームを基に、アプリケーション全体の性能と可用性を高め、システム管理サポートを充実させ、中堅 中小企業からデータセンタまであらゆる企業システムにおける仮想化導入をより一層促進してまいります。」
VMware Infrastructure 3 version 3.5 の最新アップデート版には以下の機能が含まれます。
グローバル環境でのサポータビリティの向上
グローバルに展開する企業を支援するため、マルチバイト環境における運用性の向上のための品質改善を実施しています。
日本語製品マニュアルの提供、日本語Windows環境での管理性の強化を提供します。
ハードウェア管理のサポート
強力なハードウェア管理機能を提供するほか、サード パーティの管理ツールを利用し、提供されるハードウェアの監視/アラート情報を組み込むことができます。
- CPU、システムメモリ、ファン、電源、センサー、基幹サーバーを対象とする、強力なハードウェア監視/アラート機能のサポート
- インテリジェント プラットフォーム管理インターフェイス(IPMI)のサポート
- 最新のWeb Services for Management(WS-MAN)プロトコルのサポート
新たなハードウェア サポート
新たなCPU, サーバのサポートに加え、以下の新たなネットワークデバイス、ストレージアレイのサポートを提供します。
- 10 Gigabit Ethernetのサポート ー Jumbo FramesとNetQueueのサポートにより、Intel®の 10 Gigabit Ethernet Controllerをサポートします。
- SASアレイ ー より多くのSASアレイ構成をサポートします。
Microsoft Cluster Service(MSCS)のサポート範囲の拡張
従来よりサポートを提供しているMicrosoft Cluster Serviceのサポート内容に関して、以下の機能が拡張されます。
- 64ビットと32ビット両方のWindows 2003ゲストをMSCSでサポートされます。
- MSCSを使用した、SANからの仮想マシンの起動をサポートできるようになりました。
- アプリケーション レベルのレプリケーション(Exchange 2007でのクラスタ連続レプリケーション(CCR)等)のサポートを実現しました。
新たなゲスト オペレーティング システムのサポート
以下をはじめとする、複数の最新ゲスト オペレーティング システムをサポートします。
- Red Hat Enterprise Linux 5.1
- Red Hat Enterprise Linux 4 Update 6
- SUSE Linux Enterprise Server 9 SP4
- Ubuntu 7.10
発売予定、パッケージングおよび価格について
VMware Infrastructure 3.5日本語版は、弊社販売パートナー様よりご購入いただけます。パートナー様に関する情報は、 http://www.vmware.com/jp/partners/ をご覧ください。
VMware Infrastructureの製品スイートは次のような構成となります。
- VMware Infrastructure 3 Foundation(旧称「Starter」):(市場予想価格)200,000円*
VMware ESX 3.5またはVMware ESXi、に加えStarter でのCPU、メモリ及びストレージに関する制限事項が解除されました。さらにVMware Consolidated Backup、VMware SMP及び新たなVMware Update Managerが含まれます。 - VMware Infrastructure 3 Standard:(市場予想価格)470,000円*
VMware Infrastructure 3 Foundationが持つ機能に加え、ハードウェア障害の影響を受けた仮想マシンを自動的に再起動するVMware High Availability(HA)が備わっています。 - VMware Infrastructure 3 Enterprise: (市場予想価格)900,000円*
VMware Infrastructure 3 Standardが持つ機能に加え、VMware VMotion、VMware Storage VMotion、およびVMware DRSとDistributed Power Management(DPM)も含まれています。*上記市場予想価格には、1年間のゴールドサポート費が含まれます。
VMware Infrastructure 3.5では、上記の3パッケージに加え、中小規模のお客様がよりコスト効果の高い仮想化環境を速やかに導入するためのアクセラレーションキットをご用意しています。
- VMware Infrastructure 3 Foundation Acceleration Kit:
3 本の2プロセッサ用VMware Infrastructure 3 Foundationのライセンスと3台までのVMware Infrastructureサーバホストを管理可能なVMware VirtualCenter Foundation Serverが含まれています。 - VMware Infrastructure 3 Standard HA Acceleration Kit:
2 本の2プロセッサ用VMware Infrastructure 3 Standardのライセンスと3台までのVMware Infrastructureサーバホストを管理可能なVMware VirtualCenter Foundation Serverが含まれています。 - VMware Infrastructure 3 Midsize Acceleration Kit:
3 本の2プロセッサノード用VMware Infrastructure Enterpriseのライセンスに加え「VMware Infrastructure 3: Install and Configuration」コースなど、VMware Infrastructure 3の展開と使用を学ぶためのトレーニングおよびコンサルティングクレジットが付属しています。 - すでにVMware Infrastructureをお使いの、有効なサポートおよびサブスクリプション契約をお持ちのお客様には、構成ごとの新製品と機能を追加費用なしでお送りします。
各パートナ様からのコメント(五十音順):
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 取締役 兼 常務執行役員 後藤 健 様
「伊藤忠テクノソ リューションズ 株式会社(以下CTC)は、ヴイエムウェア株式会社様の今回の発表を心より歓迎いたします。CTCはヴイエムウェア社と日本初のグローバル システム インテグレータパートナー契約を締結いたしました。また、今回のVMware Infrastructure 3日本語版のベータプログラムに参加し、日本企業でのサーバ仮想化技術の促進が期待できる非常に前向きな検証結果を得ております。今後は両社のパートナー シップをより強化しながら、様々な情報システムの基盤となるシステムインフラを論理的に統合し、効率よく管理する仮想化ソリューションをご提供して参りま す。」
株式会社ネットワールド 専務取締役 マーケティング本部長 森田 晶一 様
「株式会社ネットワールド は、ヴイエムウェア株式会社のVMware Infrastructure 3の日本語版を歓迎いたします。弊社は今回の日本語版出荷開始に先立ってベータプログラムに参加し、日本語環境での容易な運用を実現できる、高い検証結果 を得ております。弊社はヴイエムウェア社と世界初のディストリビュータ契約を結んだ代理店であり、今後もヴイエムウェア社との協業関係を強化しながら、ま すます高まりつつある仮想化技術に対する市場ニーズへ対応して参ります。」
ユニアデックス株式会社 常務執行役員 岡本 光正 様
「ユニアデックス株式会社は、ヴイエムウェア株 式会社のエンタープライズ向け仮想化ソフトウェアVMware Infrastructure 3の最新日本語版の出荷開始を心から歓迎いたします。弊社は発売に際してベータプログラムに参加し、新日本語版がユーザーにとって導入、管理、使いやす さ、信頼性の面で大きな進歩を遂げており、国内仮想化市場の更なる発展に貢献していくことができると確信いたしました。ユニアデックスは今後ヴイエムウェ ア社とのパートナーシップを更に強化し、ICT構築・運用・保守のリーディングカンパニーとしてお客様の生産性向上のための効率的なICT基盤づくりをご 支援して参ります。」
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンタにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様が ヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2007 年度に13億ドルの売上、10万社を超えるお客様、および1万4千社近いパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業 のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jp にてご覧いただけます。
ヴイエムウェア株式会社
〒105-0013 東京都港区浜松町1−30−5 浜松町スクエア13F
URL: www.vmware.com/jp/
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