VMware Explore 開催決定!
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VMware、Docker、Google、Pivotalと協業し、企業向けコンテナ技術の導入を簡素化

VMware、Docker、Google、Pivotalと協業し、企業向けコンテナ技術の導入を簡素化

プライベート/パブリック/ハイブリッド クラウドにおいて
コンテナ ベースのアプリケーションを共通プラットフォーム上で稼働・管理することを支援

*本内容は、2014年8月25日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【2014年8月25日(米国時間)カリフォルニア州発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、Docker、Google、Pivotalとともに、プライベート/パブリック/ハイブリッド クラウド内で拡張性のある共通プラットフォームを利用し、コンテナ ベースの アプリケーションを企業が稼働、管理できるように協業することを発表しました。この協業により、企業は、既存のVMwareのインフラを安全性、拡張性に優れた統一プラットフォームとして利用し、コンテナ内/仮想マシン内/あるいは仮想マシンに内蔵されたコンテナなどの形態を問わずに、企業アプリケーションを稼働・管理することが可能になります。

コンテナと仮想マシン
VMwareは、Docker、Google、Pivotal との協力により、企業がすでに所有するVMwareベースのインフラ、あるいはVMwareのハイブリッド クラウド サービス「VMware vCloud® Air™」上でコンテナ ベースのアプリケーションを稼働・管理することを可能にします。サイロ化する新規の個別インフラをコンテナのために構築する必要性は軽減され、複雑さも低減されます。共通プラットフォームが提供されることにより、開発者はスピードと俊敏性を、IT部門はITに必要とされるコントロールを獲得することができます。また、VMwareは、同社のコンピューティング、管理、ストレージ、ネットワーキング、セキュリティのそれぞれの機能をコンテナ環境に対応させます。企業は、オンプレミス/オフプレミスを問わず、仮想マシン内でコンテナを稼働させることにより、高い性能、セキュリティ的な分離、ダイナミックな仮想ネットワーキング、Software-Defined Storage、そして仮想マシン環境のサードパーティ製品による広範なエコシステムといったメリットを享受できます。

複数の領域にわたるDocker、Google、Pivotalの各社とVMwareの協業は、以下の通りです。

  • DockerとVMwareは、VMware vSphere®およびVMware vCloud Air上における、開発から導入までのVMwareワークフローでのDocker Engineの利用に向けて協力します。
  • DockerとVMwareは、Docker関連のオープンソース プロジェクトであるlibswarm、libcontainer、libchanで協力します。
  • DockerとVMwareは、Docker HubとVMware vCloud Air、VMware vCenter Server™、VMware vCloud® Automation Center™を含む両社の製品間での相互運用性の強化に向けて共同で取り組みます。
  • VMwareは、Kubernetes コミュニティに参加し、Kubernetesのパターン、API、ツールを企業向けとして利用できるようにします。
  • GoogleとVMwareは、Open vSwitchのポッド ベースのネットワーキング モデルを用いてKubernetesのマルチクラウド統合を実現できるように協力します。
  • VMwareは、企業がコンテナ管理の利用を容易に始められるよう、VMware vSphereとKubernetesの連携に向けてコードを提供しました。
  • VMware、Pivotal 、Dockerは、元々VMwareがCloud Foundry向けに開発したLinux向けコンテナ技術であるWardenを活用し、Dockerのlibcontainerプロジェクトの強化に向けて協力します。

近年、Linuxコンテナは、シングルホストで複数の分離されたサービスを稼働させるOSレベルの仮想化手法として注目を集めています。VMwareとパートナ各社は、数々の取り組みを通して、コンテナ技術を企業全体で利用できるようコンテナ技術の進展に努めています。

  • 開発者、企業、サービスプロバイダ、独立系ソフトウェア会社(ISV)は、Dockerによるアプリケーション配信の可能性を探っています。Dockerでは、アプリケーションはインフラから正確に分離されるため、高速なアプリケーション ライフサイクルや、“Write once, Run anywhere(1度書けばどこでも動く)”という特長のもと、ラップトップやワークステーション、データセンター、そしてクラウドをまたいでアプリケーションを移動させることができるようになります。
  • Googleのオープンソース コンテナ マネージャとして機能するKubernetesは、すべてのサーバにわたりそのコンテナの導入と管理を行います。Kubernetesには、Googleが過去10年にわたり自社のインターネット向けアプリケーションをコンテナで稼働させた管理ノウハウが備わっています。Kubernetesは、コンテナとしてパッケージ化されたサービスの導入、拡張、監視、更新を容易に行えるようにします。
  • Cloud Foundry オープンソース ソフトウェア プロジェクトの商用ディストリビューション製品「Pivotal CF」は、「仮想マシンに内蔵されたコンテナ」モデルを採用し、先進的な開発や運用プラットフォームに求められる最高水準の俊敏性と効率性を実現しています。Cloud Foundryでは、2011年の同プロジェクト発足時から大規模なマルチテナント クラウドで「仮想マシンに内蔵されたコンテナ」モデルを採用しています。
  • 50万以上の顧客を有するVMwareは、プライベート/パブリック/ハイブリッド クラウド内のすべてのアプリケーションを運用できる共通プラットフォームを求める企業顧客に向けて、 オープン性、セキュリティ、そして管理性を、コンテナ ベースのアプリケーションに拡張性のある形で提供します。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2013年度の売上高は、52億1,000万米ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、VMware vSphere、VMworld、vCloud Hybrid Service、VMware vCloud Air、VMware vCenter Server、VMware vCloud Operations Center、VMworldは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、共通プラットフォーム上のコンテナあるいはその他のアプリケーションの稼働、管理に向けた VMware、Docker、Google、Pivotalによるソリューションの協力に関する計画や、このソリューションによる顧客への潜在的メリット、予定されるプロジェクトや協力の領域など、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i) 企業の優先事項や支出配分の変更、(ii)世界的な経済状況や市場状況の悪化、(iii) ITの消費の落ち込みまたは遅延、(iv) 価格競争、業界再編、新規競合会社の企業向けソフトウェアやクラウド コンピューティングの市場への参入、当社の競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況、(v) 顧客の新製品の開発、および新しい製品やクラウドコンピューティング、モバイル端末管理など新たなコンピューティング戦略へ移行する能力、(vi) 顧客の新興技術に対する許容性(賛同の有無)、(vii) 仮想化ソフトウェア、企業用コンピューティング向けのアプリケーション プラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化、(viii) 製品開発スケジュールの変更、(ix) 関連する技術の成功裡の相互運用と統合、(x) VMwareの専有技術を保護する能力、(xi) VMwareが優秀な従業員を採用、維持できるかどうかなどの不確定要素が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-Q、Form 10-K、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。VMwareは、このプレスリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。