VMware、2013年第3四半期の業績を発表
- 第3四半期売上高は前年同期比14%増の12億9,000万ドルを達成
- 2013年のGoPivotalと子会社の売却を除く売上高は前年同期比19%増 1
- 第3四半期のGAAP営業利益率は22.4%、非GAAP営業利益率は33.9%を達成
- 第3四半期のGAAP ベースの希薄化後一株当たり利益は0.60ドル、非GAAP ベースの希薄化後一株当たり利益は0.84ドルで前年同期比20%増
*本内容は、2013年10月21日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。
【2013年10月21日(米国時間)カリフォルニア州発】VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、2013年第3四半期の業績を発表しました。
- 第3四半期の売上高は、12億9,000万ドルで、前年同期比14%増。2013年に発生したGoPivotalならびにすべての子会社の売却に起因する売上高を除いた第3四半期の売上高は、前年同期比19%増1。
- 第3四半期の営業利益は、2億8,700万ドルで、前年同期比51%増。非GAAP ベースの営業利益は、同19%増の4億3,600万ドル。
- 第3四半期の純利益は、前年同期の1億5,700万ドル(希薄化後1株当たり利益:0.36ドル)から67%増加し、2億6,100万ドル(同0.60ドル)。第3四半期の非GAAPベースの純利益は、前年同期の3億300万ドル(同0.70ドル)から20%増加し、3億6,300万ドル(同0.84ドル)。
- 第3四半期の営業活動によるキャッシュ フローは前年同期比46%増の6億3,700万ドル。第3四半期のフリー キャッシュ フローは同50%増の5億4,300万ドル。
- 2013年9月30日時点での現金、現金同等物および短期投資額は、58億4,000万ドル、前受収益は36億4,000万ドル。
VMware, Inc. 最高経営責任者(CEO)パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)コメント:
「VMwareは世界規模で引き続き機運を拡大しており、これは顧客のモバイル/クラウド時代のコンピューティングへの変革を支援するために独自の地位を築いていることによるものです。顧客は、自社の既存環境からリソースを解放し、将来にわたってビジネスに活力をもたらすために、VMwareとの長期にわたるコミットメントを結んでいます」
VMware, Inc. 最高財務責任者(CFO)ジョナサン・チャドウィック(Jonathan Chadwick)コメント:
「当社の第3四半期のすべての主要な目標を達成さらには上回ることができ、大変嬉しく思います。2013年は引き続き年初に発表した計画通りに進んでいます。我々はsoftware-defined data centerなどの新しいソリューションへの顧客の大きな需要を感じており、2013年の残りの期間とその先の見通しについても期待しています」
最近の戦略発表と重要事項
- VMworld® 2013で、software-defined data center(SDDC)アーキテクチャを通じて、仮想化のメリットをネットワーク/ストレージ/管理を含むデータセンター全体に拡大する一連の新製品と新サービスを発表しました。サンフランシスコで開催されたVMworld 2013とバルセロナで開催されたVMworld 2013 Europeでは、両イベントを通じた参加者は過去最高となる計3万1,000人を達成し、参加者はVMware NSX™、VMware Virtual SAN™、VMware vCloud® Suite 5.5、VMware vSphere® with Operations Management™ 5.5などの新たに発表されたテクノロジーのデモなどを体験しました。
- VMwareは新たにVMware vCloud® Hybrid Service™の米国での提供開始と新たに運用する米国内2カ所のデータセンターを発表しました。これにより、顧客は自社データセンターをパブリック クラウドにシームレスに拡張できます。また、VMwareはVMware vCloud Hybrid Serviceを2014年第1四半期より英国でも提供を開始すると発表しました。英国でのvCloud Hybrid Serviceの提供は、ヨーロッパにハイブリッド クラウド サービスを拡大するというVMwareの取り組みを示すとともに、顧客に高速かつ信頼性/互換性に優れたクラウドへの最短ルートを提供します。顧客は、新たな機能を通じて既存/新規のクラウド ネイティブなアプリケーションをパブリック クラウドに簡単に展開できるほか、既存の管理ツールをクラウドに拡張できます。
- DaaS(サービスとしてのデスクトップ)分野の業界リーダーである株式非公開企業のDesktone, Inc.の買収を発表しました。Desktoneは、ユーザ/場所/端末を問わない、Windowsデスクトップ/アプリケーションをクラウドサービスとして提供するための先進的なマルチテナント環境のデスクトップ仮想化プラットフォームを提供する企業です。
- VMwareは引き続き多様かつ優れた新経営陣を迎えました。第3四半期には新たに、エンドユーザ コンピューティング担当 主席副社長 兼 ゼネラルマネージャであるサンジェイ・プーネン( Sanjay Poonen)、上級副社長 兼 最高情報責任者(CIO)であるトニー・スコット(Tony Scott)、上級副社長 兼 アジアパシフィックおよび日本担当ゼネラル マネージャであるサンジェイ・マーチャンダニ(Sanjay Mirchandani)の就任を発表しています。
■ その他、発表詳細は下記本社リリースをご覧ください(英語サイト)
1前年度との比較成長率は、各期におけるGoPivotal Inc.に移管した製品/サービス、ならびにVMwareによって2013年に完了した子会社の売却に関連する製品/サービスに起因する売上高を除きます。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2012年度の売上高は、46億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。
VMware、VMworld、NSX、VMware Virtual SAN、vCloud、vCloud Hybrid Service、vSphere、vSphere with Operations Managementは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
将来予想に関する記述
本プレス リリースには、コンピューティングの新時代への移行に関する予測、VMwareの継続的な機運、2013年の残りの期間とそれ以降に関するVMwareの予測、将来の製品/サービスに関する入手可能性やそれら製品/サービスの顧客へのメリット、VMwareへの顧客の長期的なコミットメント、計画されているVMware vCloud Hybrid Serviceの拡張など、将来の予想に関する記述(forward-looking statements)が含まれています。
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)一般経済または市場環境における変化、(ii)2013年10月の米国連邦政府の一部機関の営業停止による影響を含む、一般消費、政府消費およびIT消費の落ち込みまたは遅延、(iii)価格競争、業界再編、 新規競合会社の仮想化・クラウドコンピューティング市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況、(iv)製品発表やプロモーション、ベータ版の提供など、ライセンス収益の売上計上時期に影響を及ぼす要素、(v) お客様が新製品の開発およびクラウドコンピューティングおよびデスクトップ仮想化への移行を実現できるか否か、(vi)お客様の新興技術に対する許容性 (賛同の有無)に起因する不確定要素、(vii) 長期ライセンスおよびサポート契約に関するお客様の考え方の変化、(viii)仮想化ソフトウェアおよびクラウド コンピューティング、デスクトップ コンピューティング向けプラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化に関する不確定要素、(ix)製品開発タイムラインの変更、(x)当社とEMC社との関係、VMware本社取締役メンバの選任を含めた株主の承認が必要な事柄に関するEMC社のマネジメント能力、(xi)当社の独自技術の知的所有権のマネジメント能力; (xii)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうか;(xiii) 当社が買収を完了した企業および資産のVMwareへの統合、(xiv)為替レートの流動性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。
これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。