ヴイエムウェア、
新たなアプリケーションとデスクトップ仮想化製品により、
デジタル ワークスペースの変革を加速
新たに提供するVMware Horizon Cloud、VMware Horizon Appsに加え、
VMware Horizon 7の機能強化により、
Windowsアプリケーションの配信コストと複雑性を大幅に軽減するとともにユーザ体験も向上
【2017年2月8日 (日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、業界をリードするVMware Horizon製品ポートフォリオの最新版を発表しました。今回の機能強化により、顧客は、多額の費用をかけることなく、仮想アプリケーションと仮想デスクトップの配信/管理にかかるコストや複雑性を軽減でき、Windowsアプリケーションの環境を優れたユーザ体験を実現する最新のデジタル ワークスペースへと変革させることができます。ヴイエムウェアは2016年、「ビジネスとソリューションに関する最も包括的な戦略を掲げ、それらの実践に不可欠な能力を有し、VMware Horizonソリューション/サービス ポートフォリオを通じて仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを提供している企業」として、IDC Marketscapeで2年連続、リーダの評価を獲得しました(1)。今回の機能強化はこの業界をリードする製品ポートフォリオをさらに拡張させます。
VMware Horizonソリューションを通じたコストと複雑性の軽減およびユーザ体験の向上
顧客は今日、モバイルワーカー向けに進化したデジタル ワークスペースの実現を目指す中、ユーザ体験の向上とコストの削減を目的として、持続的に仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションを拡張させています。VMware Horizonソリューション/サービス ポートフォリオ全般で提供されるJust-in-Time Management Platform(JMP)テクノロジは、VMware App Volumes、Instant Clone、および Dynamic Environment Managerを連携させることにより、エンドユーザ プロファイルの管理を簡素化しつつ、デスクトップならびにアプリケーションの配信に要する時間を短縮することで、ユーザ体験の向上とコストの削減を実現します。JMPテクノロジは、業界初の統合的なアプローチによる仮想アプリケーション/デスクトップの管理を実現することにより、仮想環境、物理環境、およびクラウド環境を問わず、あらゆるWindows デスクトップ環境でのユーザ プロファイルと動的なポリシーの設定を可能にすることで、アプリケーションの設定に伴うコストと複雑性を軽減します。JMPテクノロジは、リアルタイムのアプリケーション配信、30倍高速なイメージング、高速なデスクトップ プロビジョニング、状況に応じたポリシーの管理、システムの稼動停止をともなわない公開アプリケーションのアップデートを可能にします(2)。さらに、公開アプリケーションにJMPテクノロジを活用することで、アプリケーションとエンドユーザの設定をかつてないスピードとスケールで、容易に行うことができます。
また、VMware Blast™の新機能により、デジタル ワークスペース ユーザの利用体験が改善されます。新開発のBlast Adaptive Transportテクノロジにより、さまざまなネットワーク速度や深刻なパケットロスなどのネットワーク状況への動的な対応を実現することで、帯域幅の利用率が最大化されます。これにより、企業LANから公衆WiFiやモバイル ネットワークに至るネットワーク全般でより良いユーザ体験を維持できます。また、この機能により、従来に比べ6倍のスピード、かつ帯域幅の利用を最大 50% 削減することで、Horizonを通じたビジネス クリティカル アプリケーションのリモートワーカーへの配信を切断することなく行うことが可能になります(3)。
VMware Horizon Cloud-IBM Cloud上におけるサービスとしてのデスクトップ(DaaS)のユースケースを拡張
ヴイエムウェアとIBMは、ヴイエムウェアが提供する次世代の仮想デスクトップ/アプリケーションのクラウド サービスであるVMware Horizon Cloudの発表を通じて、引き続き両社のパートナシップを拡大しています。この新しいVMware Horizon Cloudは、IBM Cloud環境または認定済みハイパーコンバージド インフラを活用したオンプレミス環境でホストされる仮想デスクトップ/アプリケーションを配信、管理する新しいサービスで、サービスとしてのデスクトップ(DaaS)をこれまで以上にさまざまなユースケースで利用できるようになります。VMware Horizon Cloudは、IBM Cloudで稼働する最新のGPUテクノロジを最大限活用することで、仮想化されたデスクトップ アプリケーションの動作をさらに高速化しており、特にAutoCADなどのCAD/CAMの動作向上に大きな効果を発揮します。
VMware Horizon Cloudは、クラウド環境への完全な移行を検討している顧客や、派遣・契約社員への対応などの特別なユースケースにも最適な、豊富な機能を備えた企業向けWindowsデスクトップ/アプリケーションを提供します。このソリューションの導入にあたり、顧客は、自社購入のハイパーコンバージド インフラを利用したオンプレミス環境、クラウド ホスト型のインフラ、またはこの両方の組み合わせといった複数の導入モデルの中から最適なモデルを選択することができます。また、運用と管理は一元的なクラウド ベースの管理プレーンとJMPテクノロジにより効率化されるため、デスクトップ/アプリケーションの設定、導入、管理に要する時間を削減することで、さらなる価値を生み出すための時間を確保することができます。
さらにVMware Horizon Cloudでは、仮想デスクトップ/アプリケーションに関する高度なIT専門技術を有していない企業でも、最新のアプローチでエンドユーザ コンピューティングを実現し、事前予測可能なサブスクリプション型の運用モデルに移行しながら、成長に応じた投資(pay-as-you-grow)を実践できます。企業は単一のサブスクリプション ライセンスにより、導入モデルを柔軟に選択し、サービスとインフラを自在に組み合わせることが可能です。また、Horizon CloudをVMware Workspace ONEと組み合わせることで、業務に必要不可欠なリソースを、安全なデジタル ワークスペースを介してエンドユーザに提供することができます。
詳細については、VMware End-User Computing(EUC)ブログ(英語)をご参照ください。
http://blogs.vmware.com/euc/2017/02/vmware-horizon-cloud.html
VMware Horizon Apps-VMware Horizon 7ソリューション ポートフォリオからの進化
VMware Horizon Appsは、オンプレミス向けのVMware Horizon 7ポートフォリオに新たに加わった新ソリューションです。顧客は、今回アップデートされたデスクトップ向けのVMware Horizon 7.1か、または公開アプリケーションを活用したアプリケーション中心型のVMware Horizon Appsのいずれかを選ぶことができます。また、JMPやBLASTによるメリットに加え、他社のソリューションに比較してプロビジョニングにかかるコストを約半分に抑えることができます。
ヴイエムウェアでは、Microsoft Skype for Business for Horizon 7.1のテクノロジ プレビューの提供も開始します。このソリューションは、企業のデータをデータセンタに安全に保存し、データ漏えいを防ぐことでセキュアなコラボレーションを実現します。IT管理者は、可視性の高いシンプルな管理、一元的な導入およびアプリケーションのアップデートを通じたポリシー管理とコントロールといった多彩なメリットを享受できます。さらにエンドユーザに対しては、デバイスやプラットフォームを選ばない一貫性のあるユーザ体験が提供されます。
詳細については、VMware End-User Computing(EUC)ブログ(英語)をご参照ください。
http://blogs.vmware.com/euc/2017/02/horizon-7-1-horizon-apps.html
VMware, Inc. エンド ユーザ コンピューティング部門 デスクトップ製品担当 上級副社長 兼
ゼネラルマネージャ シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer)コメント:
「デジタル ワークスペース戦略は、さまざまな種類のユーザ、デバイス、アプリケーションにわたって策定されるものであり、IT部門が管理業務を遂行する上で欠かせません。仮想化技術を用いたWindowsアプリケーションやデスクトップ環境のデジタル ワークスペースへの配信は、今日の最新のIT環境における最適なアプローチです。これまで、多くの組織はコストや複雑性、そして導入における柔軟性の欠如などの理由から、デジタルワークスペースへの移行をためらっていましたが、新しいVMware Horizonのオンプレミス型/クラウドホスト型/ハイブリッド型のソリューション ポートフォリオを活用することで、企業はこれまで以上にコスト効率に優れたシンプルなアプローチで仮想デスクトップ/アプリケーションを導入でき、デジタル ワークスペース戦略をさらに力強く推し進めることができます」
■ご購入および価格について
VMware Horizon Apps、VMware Horizon Cloud、およびVMware Horizon 7の最新版は、2017年4月に提供開始予定です。
VMware Horizon Appsの1ユーザあたりの市場想定価格(永久ライセンス)は15,500円(税抜)~です。
VMware Horizon Cloudの1ユーザ/1カ月あたりの市場想定料金は1,980円(税抜)~です。
VMware Horizon 7の同時接続1ユーザあたりの市場想定価格は31,000円(税抜)~です。
(1) IDC MarketScape: Worldwide Virtual Client Computing Software 2016 Vendor Assessment (doc # US40700016, November 2016)
(2) ヴイエムウェアの社内テストによる
(3) ヴイエムウェアの社内テストによる
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2016年度の売上高は、70億9,000万米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
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