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VMware、SaaSベースのVMware Pulse IoT Center 2.0を通じてよりセキュアなIoTの迅速な導入を支援

VMware、SaaSベースのVMware Pulse IoT Center 2.0を通じて

よりセキュアなIoTの迅速な導入を支援

*本内容は、2019年4月23日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の翻訳版です。

【2019年4月24日(米国時間)カリフォルニア州発】VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、エッジ インフラとIoT(Internet of Things)デバイスのライフサイクル管理プラットフォームであるVMware Pulse™ IoT Center™の次世代版の一般提供開始を発表しました。次世代版となるVMware Pulse IoT Center 2.0は、IoT/エッジ デバイス、コネクテッド センサ、アプリケーションのライフサイクル全体を、きめ細かく管理できる最新機能を搭載しています。Pulse IoT Center 2.0により、デバイスの登録やオンボーディングを煩雑な作業を必要とすることなく、よりセキュアに行えるため、IoTをより容易に導入できます。

エッジ コンピューティングとIoTは、私たちの環境を一変させる重要な役割を果たしています。今日、あらゆる業界の企業が、エッジから取得したデータを機械学習、分析、人工知能(AI)と組み合わせて活用することで、業務の改善、アジリティの向上、そして次のビジネス チャンスの獲得を目指しています。

VMware Pulse IoT Centerは、よりセキュアなエンタープライズ クラスのエッジ インフラおよびIoTデバイスの管理ソリューションとして、情報技術(IT)部門とIT以外の運用技術(OT)部門双方のあらゆるユースケースに対応します。企業はPulse IoT Centerを利用することで、IoT導入の簡素化、大規模な環境の管理の自動化、エッジおよびIoTインフラへの標準的なITセキュリティの適用、IoTデータの価値の最大化が可能になります。

今日、エッジ側にコンピューティング機能を搭載して分析を行う傾向は急速に伸びています。Forrester Consultingの調査によると、「データのリアルタイム処理に対する要件により、エッジIoT側での分析の活用が進む」*1と回答した意思決定者の割合は75%に上るとされる他、Gartnerも「企業データの内、最大で90%は、2025年までにデータセンタ外で生成、処理されるようになる」*2と予測しています。

エッジとIoTの普及が進む一方、IoTの導入には多くの課題があります。例えば、さまざまな種類のデバイスで構成される異種混在環境で生成されたデータをセキュアに連結、連携させることは容易ではなく、異なるOSや接続プロトコルの存在により、IoTのサイロ化が生じることもあります。このようなサイロ化は、コストがかかる上に管理が非効率になり、IT/OT部門間の一層のかい離を招く要因にもなります。VMware Pulse IoT Center 2.0は、高度な分散化、大規模環境、独特なセキュリティ対策といったエッジやIoTシステムにおける課題の解決を支援します。

企業がこれらのシステムを利用する際には、複数のIoTのユースケースや、場合によっては数百万に上る接続デバイスで構成される異なるタイプのエッジ システムの可視化、監視、保護ができる統合型の管理制御プレーンが必要です。VMware Pulse IoT Centerの管理制御プレーンは、IT部門とOT部門双方をサポートすることで、両者のかい離を防ぎます。

次世代型のエッジ/IoT管理機能を提供するPulse IoT Center 2.0

  • SaaS対応:Pulse IoT Center 2.0は、SaaSとして提供が開始されます。このSaaSサービスは、現在、VMware のホスティングとして提供されますが、2019年後半にはVMware Cloud Providerのパートナによるホスティングでも提供開始される予定です。
  • ロータッチ型デバイスの大規模なオンボーディング:最小限の操作によるデバイスの登録プロセス、一括でのオンボーディング、デバイス テンプレートを用いることで、IoT導入の簡便化と導入時間の短縮を可能にします。
  • よりセキュアなデバイス登録:最初のオンボーディングに際して、固有のデバイス トークンID、または証明書を使用してデバイスを登録、接続できるとともに、複数のデバイスにまたがる共通のシステム プロパティとメトリックも収集できます。
  • 高度なシステム管理:単一の管理コンソールとデータの収集により、大規模で多様なIoTとエッジ デバイス環境を可視化し、数百万台規模のデバイスを管理できます。セキュリティを高めたリモート トラブルシューティング、Pulse IoT CenterへのSyslogのアップロード、ゲートウェイに対してのコマンド/アクションの発行を支援します。
  • 無線通信(OTA)アップデート機能の強化:スケジューリング、承認、アクティベーション、インストールの進捗などに基づいたきめの細かいファームウェア/ソフトウェア アップデートの制御、管理ができます。ウィザード型の設定手法でアップデートを迅速に構成、展開できます。
  • コンテナ管理:互換性のあるエッジ コンピューティング デバイスやゲートウェイで実行されているコンテナへのコマンドのプロビジョニングと発行を行えます。
  • 豊富なアラートと通知機能:管理対象オブジェクトのグループにアラートを設定し、Eメールによる通知や、REST APIを用いてサードパーティ アプリケーションへの通知を行えます。デバイスの症状に応じたアラートの設定は、メトリックのしきい値を使用して行えます。デバイス オフライン アラート、デバイス オフライン メトリックス、バッチ コレクションに対応しています。
  • ITとOT間の橋渡し:あらゆるIoTデバイスを対象にした堅実な監視とアラートでOT業務をサポートするとともに、単一の管理プラットフォームでセキュリティと制御に関するIT要件にも対応します。

* 詳しくはこちらをご覧ください。(英語サイト)

https://blogs.vmware.com/edge/2019/04/23/vmware-pulse-iot-center-2-0-saas-helps-customers-securely-jump-start-iot/

■ご購入および価格について

日本市場におけるVMware Pulse IoT Center 2.0の一般提供開始時期は未定です。提供開始時期が明確になりましたら、改めてお知らせいたします。

1    “IoT Deployments Driving Analytics to The Edge”, A commissioned study conducted by Forrester Consulting on behalf of Dell Technologies and VMware, January 2019 

2    Gartner “How Edge Computing Redefines Infrastructure”, Thomas Bittman, Bob Gill, Aapo Markkanen, 23 August 2018 ID #G00366225

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、ネットワーキングとセキュリティ、デジタル ワークスペースは、世界中で7万5,000社のパートナ エコシステムを通じて50万以上の顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤として利用されています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、画期的なイノベーションからグローバル インパクトの課題に取り組み、積極的に社会に貢献しています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

VMware、Pulse IoT Centerは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。