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SAP HANA®がVMware® vSphere® 5.5の仮想環境での本番稼働利用を実現

SAP HANA®がVMware® vSphere® 5.5の仮想環境での本番稼働利用を実現

インメモリーコンピューティングと仮想化技術の組み合わせによるメリットをお客様に提供

2014年5月29日

SAPジャパン株式会社

ヴイエムウェア株式会社

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 安斎富太郎、以下SAPジャパン)とヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄、以下ヴイエムウェア)は、インメモリープラットフォームのSAP HANA®が、VMware® vSphere® 5.5が提供する仮想化環境における本番稼働において利用可能になったことを発表しました。これらの組み合わせによって、より早いスピードで、高いサービスレベルでデータセンターを簡素化し、TCOを削減することができます。これに伴い、両社は重要パートナーに対し、vSphere上のSAP HANAをお客様に提供するのに必要な情報提供やトレーニングを行っていきます。

SAP HANAのVMware vSphere 5.5上の仮想環境のサポートは、お客様がデータセンター仮想化戦略を進めるうえで、データセンター運用の簡素化を推進します。それは同時に、新たなSAP HANAインスタンスの本番稼働のプロビジョニングも加速します。SAP HANAのお客様は、両社のソリューションにより、拡大したインフラストラクチャーの活用や、俊敏性、生産性というメリットを得ることができます。

  • SAP HANAのvSphereのサポートは、SAP HANAアプライアンス、またはSAP HANAテイラード・データセンター・インテグレーション・アプリケーション認定のハードウェアが対象となります。
  • VMware vSphereのインスタンスごとに、メモリー1TBまでと32物理コア(64仮想コア)までサポートします。
  • SAP HANAは、VMware vSphere vMotion®、VMware vSphere Distributed Resource Scheduler™ (DRS)ならびにVMware vSphere High Availability (HA)を含む、VMware vSphereのお客様のシステム環境の管理機能をサポート します。

<海外事例>
AMG-Mercedes社では、現在1TBのメモリー構成でSAP HANAとVMware vSphere5.5を本稼働させており、Software-Defined Data Center(SDDC)への移行を加速しています。AMG-Mercedesでは、 VMware vSphereで仮想化されたSAP HANAは運用コストを削減し、データセンターの運用を簡素化する将来のキーソリューションとなることを確信しています。

EMC社では、SAP HANAがVMware vSphere上で本番稼働しており、次世代のSAP ERPシステムを稼働させ多大な価値を享受しています。IT部門の人員を増やすことなく、SAP HANAインスタンス数を5倍に拡大させ、99.9%の稼働率を実現しています。また、数分でSAP HANA の新たなインスタンスを構築することができ、設備投資(OPEX)と運用コスト(CAPEX)のかなりの削減を実現しています。

SAPジャパン バイスプレジデント エコシステム&チャネル統括本部長 反町浩一郎 コメント:
「SAP HANAは、ITアーキテクチャーの簡素化を実現し、お客様のビジネス革新を可能にすることで、リアルタイム・エンタープライズ・プラットフォームとして市場を牽引してきました。VMwareとパートナーシップを組むことで、お客様のSAP HANAベースのミッションクリティカルなアプリケーションを仮想環境において高い信頼性で稼働することができます。さらには、Software-Defined Data Center、または最終的にはクラウドへの道を加速することができます」

ヴイエムウェア株式会社 マーケティング本部 本部長 篠原克志 コメント:
「ヴイエムウェア株式会社とSAPジャパン株式会社は、Co-Innovation Labでの共同検証など、長年にわたり協業してきました。既に多くの日本企業がVMware vSphereを導入していますが、両社の協業によりSAP HANAのお客様に対し、高い俊敏性、可用性、融通性、効率性を提供し、ミッションクリティカルで要求の高い企業の本番環境を管理できるソリューションを実現していきます。SAPジャパンとの強力なパートナーシップにより、お客様のIT基盤を、物理的な環境からSDDCアーキテクチャーへと進化させていきます」

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国258,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。( www.sap.com/japan )。
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ヴイエムウェア株式会社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2013年度の売上高は、52億1,000万ドルです。VMwareの詳細は  www.vmware.com/jp をご覧ください。

SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP AGやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。

VMware、vSphere、vMotion、Distributed Resource Schedulerは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。