ヴイエムウェア、
ネットワーク仮想化プラットフォームのVMware NSXにより
ビジネスのデジタル トランスフォーメーションを加速
VMware NSX for vSphere 6.3:セキュリティ、自動化、アプリケーションの継続性を促進
VMware NSX-T 1.1:最新のアプリケーション フレームワークとアーキテクチャのサポートを拡張
VMware NSX:2016年末の顧客数は2,400社以上
【2017年2月3日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、IT部門ならびに開発者の多様かつ進化するニーズに応えるべく、ネットワーク仮想化プラットフォームであるVMware NSX®の最新版を発表しました。最新版となるVMware NSX for vSphere® 6.3およびVMware NSX-T 1.1の提供により、IT部門には最重要課題とされる自動化、セキュリティ、アプリケーションの継続性のサポートを進展させ、また開発部門に対しては、クラウドネイティブなアプリケーション環境の構築に適した機動的なSoftware-Definedインフラを提供します。
顧客数2,400社以上の実績を誇るVMware NSXは、基幹インフラから独立したアプリケーション開発に重点を置いたネットワークならびにセキュリティ機能を提供します。VMware NSX for vSphere 6.3は、VMware vSphere環境向けに利用されるネットワーク仮想化プラットフォームです。一方、VMware NSX-T 1.1は、異種のエンドポイントやテクノロジが混在する最近のアプリケーション フレームワークやアーキテクチャ向けのネットワーク仮想化プラットフォームです。これらNSXネットワーク仮想化プラットフォームはVMware Cross-Cloud Architecture™の基盤であり、VMware Cloud Foundation™、Cross-Cloud Services、VMware Cloud on AWSの主要コンポーネントとなります。VMware NSXのトレーニング受講者数はすでに11,000名を超え、現在までに7,000名以上のプロフェッショナルがNSXの認証資格を取得しています。
VMwareのSDDC環境におけるセキュリティ、自動化、アプリケーションの継続性を促進
顧客は、VMware NSX for vSphereの導入により、SDDCの特長である機動性や効率性を向上させることができ、コンピューティング仮想化の利点をデータセンタ全体に適用できます。VMware NSX for vSphere 6.3に合わせ、NSXはVMware vSphere 6.5のサポートも開始し、運用の簡便性、セキュリティ、拡張性を進展させるとともに、将来のプラットフォームのアップグレードに要する時間を最大で5分の1に短縮します。
- セキュリティ:Application Rule ManagerとEndpoint Monitoringの新機能により、OSレベルのアクティビティからネットワークフローに至る独自の可視化を実現しました。これによりポリシとルールの更新が自動化され、マイクロセグメンテーションの実装を容易にするだけでなく、高機能化を図ることができます。
- アプリケーションの継続性:今回の機能拡張により、顧客は一貫性のある動的なセキュリティ ポリシを複数のデータセンタおよびVMware vCenter間にわたるSDDC環境へと拡張して適用できるようになります。
- SDDCから遠隔拠点への接続:NSXにより顧客は、一貫性のあるパフォーマンス セキュリティ管理機能を備える統合的な仮想ネットワークインフラ環境を中央のセンタだけでなく、遠隔地のエンドポイントへと拡張できるようになります。これにより企業は、SDDCを遠隔地の拠点でも接続できるようになります。
- サービスプロバイダ/NFVでの導入:マルチテナント サービスプロバイダ間での導入やNFV施策向けに、VMware vCloud Directorのサポート強化によるセルフサービスでのNSX向けの先進機能を提供します。
VMware NSX-Tにより新しいアプリケーションフレームワークとアーキテクチャのサポートが拡充
- VMware NSX-Tは、クラウドネイティブなアプリケーション環境の構築に適した機動的なSoftware-Defined インフラを提供します。VMware NSX-T 1.1の提供に伴い、VMwareは以下の新機能および機能拡張を発表しました。
- VMware Photon™ Platform(APIベース、マルチテナント環境、大規模環境向けに開発されたコンテナや最新のアプリケーションに最適化されたエンタープライズ規模のクラウドネイティブ インフラ プラットフォーム)をサポート
- CanonicalおよびRed Hatが配布する複数のKVMディストリビューションのサポートを拡張
- OpenStack NewtonおよびMitaka向けサポートを強化
- コンテナ ネットワーク インターフェース(CNI)プロジェクトに対応したアプリケーションフレームワークでのコンテナベースのネットワーキングならびにセキュリティに関心を寄せる顧客向けに新しいβ版プログラムを提供(詳細については、VMware販売代理店へお問い合わせください)
VMware Inc. プロダクト、ネットワーキング&セキュリティ事業部門担当副社長 ミリン・デサイ(Milin Desai)コメント:
「VMware NSXは、業界で最も広く導入され、本番稼働でも実績のあるネットワーク仮想化プラットフォームです。今回の機能拡張により、引き続き、NSXの主な使用目的でのサポートを重視するとともに、現在の運用を大幅に簡略化します。今後もVMwareは、異種混在の環境に対応するネットワーク仮想化プラットフォームとしてのVMware NSXへ投資を継続し、顧客が確信して、新しいアプリケーション フレームワークを選択、あるいはパブリック クラウドへの移行を行えるようにします」
■ご購入、価格、およびライセンスについて
VMware NSX for vSphere 6.3およびVMware NSX-T 1.1は、一般提供が開始されています。また、VMware NSXを過去に購入されたことがある、または新規購入される顧客は、いずれかのバージョンをダウンロードしてインストール可能です。有効なNSXのライセンスを所有する場合は、NSXを再購入することなく、必要に応じて両バージョンを切り替えることができます。
VMware NSX Standard Editionの1プロセッサあたりの市場想定価格は24万500円(税抜)です。また、仮想デスクトップ インフラ展開(同時実行ユーザライセンス)、リモートオフィス/遠隔拠点オフィス展開(仮想マシン1台あたりのライセンス)、vCloud® Air™ Networkパートナ向け(サブスクリプション ライセンス)に様々なライセンス オプションが用意されています。
価格の詳細やご購入についてはヴイエムウェアの国内パートナまでお問い合わせください。
http://learn.vmware.com/apac_jp_co_solution-p_index
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2016年度の売上高は、70億9,000万米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
VMware、NSX、vSphere、Cross-Cloud Architecture、Photon、vCloud、vCloud Air、vCloud Air Networkは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。