勘定奉行が、VMware vSphere™ 4 に正式対応
OBCとヴイエムウェアが、仮想化によるシステム集約・コスト削減を推進
【2009年4月23日 東京発】
業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:
和田成史/東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、ヴイエムウェア株式会社(代表取締役社長:三木 泰雄/東京都港区:以下ヴイエムウェア)と協業し、中堅成長企業向けERPパッケージ「奉行V ERP」シリーズをサーバ統合・仮想化環境を実現する「VMware vSphere 4」に正式対応させ、中堅成長企業市場に積極的に仮想化を利用した導入支援を行って参ります。
また、中小企業においても複数サーバや旧来サーバの運用コスト低減が課題となっており、最新の奉行シリーズとの提案と合わせて展開して参ります。
VMware vSphere 4の正式サポートにより、企業のシステム環境集約化によるコスト削減や電力消費低減を実現し、さらにスタンドアロン環境からのアップグレードなどを推進して参ります。
仮想化に対応した「奉行V ERP」シリーズは、全国のOBCの商流を通じて販売されます。
OBCとヴイエムウェアは、中堅成長企業のITインフラ選択の幅を拡げる先進のソリューションを提供して参ります。
<奉行V ERPシリーズのVMware対応で、コストとCO2を削減>
■VMware vSphere 4での奉行V ERPの動作を正式サポート
「VMware vSphere 4」は、業界初のインターナルクラウド実現のためのOSです。社内外クラウド構築のための共通基盤として各クラウド間の移動をシームレスに実現し、ハードウェア、OS、アプリケーションなどに依存しないインフラを提供します。また、幅広いIT環境にニーズに対応できるよう設計されており、中堅・中小規模のIT環境には、1CPUあたり約2万円という手頃な予算で、大規模エンタープライズで利用される「効率性」「復旧性」「管理性」を導入することができます。この可用性が高く、かつ低価格な業界唯一の仮想化ソリューションは、ダウンタイムの無い優れたアプリケーション可用性と、一括管理可能なエンタープライズ クラスのデータ保護を実現し、かつ中堅・中小企業向けに十分なディザスタ リカバリ環境を実現します。 また、「VMware vSphere 4」導入によるメリットは、運用の効率化、サーバ統合によるコスト削減、電力消費の削減のみならず、仮想サーバの利用負荷状況に応じ不要なサーバの電源を切るDistributed Power Management機能などにより、企業のグリーンIT化を促進します。
■仮想化によりコスト削減とグリーンITを促進
奉行シリーズのユーザーのうち10万社に調査した結果、多くの企業がアプリケーションサーバやファイルサーバなど、複数のサーバを所有し、さらに基幹業務を運用するサーバは、3年以上前の旧OSや機器を利用している割合が55%を超え、使い慣れたシステムを長く利用する傾向があることがわかりました。このようなお客様には、仮想化により機器を削減し、省スペースやコスト削減効果が非常に大きく、CO2の削減も期待できることから導入コンサルも含め全国の販売チャネル3000社と共に積極的に仮想化提案を行い、奉行シリーズや機器の性能向上と合わせアップグレードをお勧めして参ります。
http://www.vmware.com/go/jp09smt
■物理サーバとの差を感じないパフォーマンス
VMware vSphere 4 の仮想化環境は、物理サーバでアプリケーションを運用した場合と比較しても、同等のパフォーマンスを発揮します。クライアントの同時処理時のパフォーマンスも検証確認を終えており、スムーズな運用をお約束します。
■■■■■■奉行シリーズをより快適にご利用いただくための高品質のサービス■■■■■■
奉行V ERPとVMware vSphere 4によるサーバの統合と仮想化を、企業に安心して導入していただくために次の協業もすすめています。
■仮想化提案をトータルに支援する検証センター
~ 仮想化ソリューションセンターを活用した富士通との共同検証 ~
★奉行V ERP仮想化提案支援を実施
仮想化技術は、企業のシステム環境集約化によるコスト削減や電力消費低減を実現する技術として期待が高まる一方、新しい技術であるがゆえに、最適なシステム構成のための組み合わせ検証や、性能見積もり、互換性、運用性の事前検証が求められています。こういったニーズに対応するために、富士通株式会社様のご協力の下、総合検証センター「Platform Solution Center」内に開設された「仮想化ソリューションセンター」で、事前検証を可能としました。
奉行V ERPのVMware vSphere 4対応における検証も「仮想化ソリューションセンター」で、富士通株式会社様と共同で、PCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」にて実施しております。
富士通様の仮想化への取り組みにつきましては、次のリンクをご参照ください。
□ 富士通の仮想化への取り組み
(富士通 Webサイト)
< http://segroup.fujitsu.com/infrastructure/virtual/>
■ミドルウェア、サービス、サポートをワンストップで提供
~ 三菱電機インフォメーションテクノロジー VMINTEGRA(ヴイエムインテグラ) ~
★奉行シリーズ検証済みの仮想化オールインワン構成
プラットフォーム統合にともなう課題を解決する機能を多数装備し、遠隔運用支援&インフラサービスの提供など、サーバをより安心安全に運用するためのソリューションです。導入システムのパターンを予め想定し、設計・最適化済みのVM導入テンプレートを標準搭載。三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社様がミドルウェア、サービス、サポートをワンストップで提供します。
奉行シリーズの検証も早期に対応を完了しサービスインしています。
なお、VMINTEGRAにつきましては、次のリンクをご参照ください。
□ 三菱電機データセントリックソリューション「VMINTEGRA」
(三菱電機インフォメーションテクノロジー Webサイト)
< http://www.mdit.co.jp/vmintegra/>
■本発表にともない、各社よりエンドースメントをいただいております。(五十音順)
【富士通株式会社 プラットフォーム技術本部 本部長 伊藤 賢一 様】
富士通株式会社は、「奉行V ERPシリーズ」のVMware対応を心より歓迎いたします。
当社は、メインフレームで培った仮想化技術やノウハウをベースに、最先端のサーバ仮想化技術に対応した製品を提供するとともに、オービックビジネスコンサルタント様、ヴイエムウェア様をはじめとするパートナーベンダー様との協業を通じて、オープンかつデファクトなサーバ仮想化技術の発展・普及に努めています。また、オービックビジネスコンサルタント様とともに、パートナー様の仮想化システム構築を支援することにより、お客様の仮想化環境における最適なITインフラ構築を支援しております。
今回の「奉行V ERPシリーズ」のVMware対応は、お客様のERPシステム環境構築の選択肢を増やし、当社のPCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」や、ストレージシステム「ETERNUS(エターナス)」、ITリソースの管理ソフトウェア「Resource Coordinator(リソースコーディネーター)」などの仮想化技術対応のプラットフォーム製品群と組み合わせることにより、お客様の経営課題をITの側面から解決していくものと期待しています。
【三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社 常務取締役 白井 健治 様 】
統合型基幹業務システム「奉行V ERP シリーズ」のVMware vSphere 4対応、誠におめでとうございます。
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社は、VMware Infrastructure 3を標準搭載し、VM導入テンプレート付きで仮想化によるサーバ統合を簡単導入でき、複数システムを統一的に運用・監視するミドルウェアおよびOS、VMモニタ、H/Wまでをワンストップでサポートするプラットフォーム統合ソリューションVMINTEGRAを提供させていただいております。
VMINTEGRAでは、株式会社オービックビジネスコンサルタント様「奉行シリーズ」の簡単仮想化を実現し、高い評価をいただいております。この度のオービックビジネスコンサルタント様のVMware vSphere 4対応にあわせて、当社のVMINTEGRAも国内販売開始と同時にvSphere 4への対応を行って参ります。
■ヴイエムウェア株式会社について
設立 平成15年(VMware,Inc.は1998年設立)
URL www.vmware.com/jp
代表取締役社長 三木 泰雄
<解説>
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンターにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様がヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2008年度に19億ドルの売上、13万社を超えるお客様、および2万2千社を超えるパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、主な株主はEMCです。ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jp にてご覧いただけます。
■株式会社オービックビジネスコンサルタントについて
設立 昭和55年12月
資本金 105億1,900万円
事業内容 ビジネスソフトウェア開発・販売、通信ネットワーク開発、企業コンサルタント業務
サプライ事業
代表取締役社長 和田 成史
<解説>
業務ソリューション大手として「勘定奉行」をはじめとした基幹業務システム「奉行シリーズ」の開発・販売を中心に中堅中小企業などの成長市場に向けてソリューションビジネスを展開し、導入実績は55万社以上にのぼります。
「奉行V ERPシリーズ」は、顧客の業務にあわせて個別開発していく従来のERPと異なり、多機能なコアパッケージに顧客に必要な多彩なオプションコンポーネントを選択してあわせるため、カスタマイズを極限まで削減でき、導入期間が短く、導入スケジュールも早期に確定できることから、システム刷新にかかるコストを低減でき、導入企業からも販売パートナーからも満足度の高いソリューションとして評価されています。
・多機能、高機能ラインアップ 「奉行V ERPシリーズ」
・SMB向けラインアップ 「奉行新ERP」(カスタマイズ対応)
「奉行LANPACK」(ネットワーク対応)
「奉行シリーズ」(スタンドアロンモデル)
※ リリースの記載内容は発表日時点のものです。その後将来の製品改良等により内容が予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※ 勘定奉行、奉行、奉行V ERP、奉行新ERP、奉行LANPACKは、株式会社オービックビジネスコンサルタントの商標または登録商標です。
※ VMware、VMwareロゴはVMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。
※ 本リリース内掲載の製品名は各社の登録商標または商標です。